公開日 2023年01月31日
更新日 2023年03月23日
ゼロカーボンアクション30
ゼロカーボンアクション30に取組みませんか
気候変動という地球規模の課題の解決に向けて,日本は,2050までに二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする「脱炭素社会の実現」を目指しています。
函館市においても,令和4年2月25日,令和4年度の市政執行方針にて,ゼロカーボンシティの実現に向けて,2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指し各種施策を実施することを表明しました。
環境省では,日常生活における脱炭素行動と暮らしにおけるメリットを「ゼロカーボンアクション30」として整理しています。脱炭素社会の実現には,一人ひとりのライフスタイルの転換が重要です。「ゼロカーボンアクション30」にできるところから取り組んでみませんか。
「ゼロカーボンアクション30」のアクションリスト
ゼロカーボンアクション30には,次の8つに分類された30項目の具体的な行動があります。
下の各カテゴリーをクリックすると,具体的なアクション項目が確認できます。
1 エネルギーを節約・転換しよう!
アクション | 暮らしのメリット |
(1)再エネ電気への切り替え |
・Webやスマートフォン等で簡単に切り替えができます。 ・再エネ電気を共同購入すると、単独で契約するよりも安く再エネ電気を使える場合があります。 |
(2)クールビズ・ウォームビズ | ・気候に合わせた服装で、仕事の効率がアップします。 ・新たな働き方にあわせた服装で、リラックスして仕事ができます。 ・過度な冷房使用を見直すことで、家族の健康(体温調節機能の維持)にもつながります。 |
(3)節電 | ・こまめなスイッチオフは、光熱費を節約できます。 ・こまめに電気製品のプラグを抜くことは、漏電による火災などの事故防止にも。 |
(4)節水 | ・節水をすると、上下水道費の節約につながります。 |
(5)省エネ家電の導入 |
・電気代が節約できます。 |
(6)宅配サービスをできるだけ一回で受け取る | ・置き配や宅配ボックス等を活用すると、都合のよい時間に、非接触で安心して受け取れます。 ・荷物の問い合わせや配達状況の確認ができるアプリを活用すると、再配達が減り、自分の時間も有効に使えます。 |
(7)消費エネルギーの見える化 |
・30分ごと(スマートメーターの場合)の電力使用量がわかるので、省エネの実感や光熱費の節約にもつながります。 ※HEMSとは,家電製品や給湯機能をネットワーク化し,表示機能と制御機能を持つシステムのことです。 |
2 太陽光パネル付き・省エネ住宅に住もう!
アクション | 暮らしのメリット |
(8)太陽光パネルの設置 |
・年間の電気代の削減ができます。 ・太陽光発電の導入で市の補助金を受けられる場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。 |
(9)ZEH(ゼッチ)※
|
・健康で快適な室内環境を保ちながら遮音・防音効果の向上も期待できます。 ・災害時に停電を避けられたり、電気自動車へ充電もできます。 |
(10)省エネリフォーム:窓や壁などの断熱リフォーム |
・断熱性・機密性の向上で、冷暖房費を抑えられます。函館市の住宅リフォーム補助制度が利用できる場合がありますので,詳しくはこちらをご覧ください。 ・廊下や脱衣所など部屋間の室温差をなくすことで、体への負担を減らすことができます。 |
(11)蓄電池(車載の蓄電池)・蓄エネ給湯器の導入・設置 |
・貯めた電気やエネルギーを有効活用することで、光熱費の節約や災害対応力の向上に繋がります。 ・自然災害などに、非常用電源として備えておくと安心です。 |
(12)暮らしに木を取り入れる |
・木のもつ調湿作用などは、快適な室内環境につながります。 ・木をつかうことで、植林や間伐等の森林の手入れにも貢献できます。 ・暮らしに木材を取り入れることで、木の持つ素材感ならではの温かみを感じられます。 |
(13)分譲も賃貸も省エネ物件を選択 |
・省エネ性能の高い住宅に住むことで、健康で快適に過ごすことができ、家賃以外の毎月のガス代・電気代がお得になります。 |
(14)働き方の工夫(テレワーク,オンライン会議等) | ・通勤や出張による移動時間・費用の削減ができます。 ・移動時間の節約で、時間の有効活用ができます。 ・人との接触や密の状態を避けられます。 |
※ZEHとは,外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに,高効率な設備システムの導入により,室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で,再生可能エネルギー等を導入することにより,年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅です。
3 CO2の少ない交通手段を選ぼう!
アクション | 暮らしのメリット |
(15)スマートムーブ | ・近い距離はできるだけ歩いたり自転車に乗るようにすると、健康的な生活にもつながります。 ・自動車は、発進するときに約4割の燃料を使います。発進するときの「ふんわりアクセル」など、エコドライブをすると、燃料代を削減でき、同乗者も安心できる安全な運転になります。 |
(16)ゼロカーボン・ドライブ※ | ・燃料代のコスト削減が望めます。 ・キャンプや災害時などに電源としての活用も可能です。 |
※ゼロカーボン・ドライブとは,再生可能エネルギーを使って発電した電力と,電気自動車(EV),プラグインハイブリッド自動車(PHEV),燃料電池自動車(FCV)を活用した,走行時の二酸化炭素排出量がゼロのドライブです。
4 食ロスをなくそう!
アクション | 暮らしのメリット |
(17)食事で食べ残しをしない | ・食べ残しの持ち帰り(mottECO)が可能であれば、廃棄も減らせる上に、次の食事として食べることで食費の面でもおトクです。 ・適量の注文により、食事代を節約できます。 |
(18)食材の買い物や保存等での食品ロス削減の工夫 | ・食べられる分だけを買うことによって、食べ過ぎを回避し、食費の節約にもつながります。冷蔵庫への食品詰め過ぎないことで、冷えやすく、節電にもつながります。 ・生ごみ処理の手間が減らせます。 |
(19)旬の食材,地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活 | ・旬の食材はおいしく、栄養価が高く、新鮮な状態で食べることができます。 ・食を通じて、季節感や地域の気候風土を感じることもできます。 |
(20)自宅でコンポスト | ・作成したたい肥は家庭菜園やガーデニングに活用できます。 ・生ごみを捨てる手間が省けます。 |
5 サステナブルなファッションを!
アクション | 暮らしのメリット |
(21)今持っている服を長く大切に着る | ・衣類をすぐ買い替えないことで無駄遣いの防止にもつながります。 ・ものを大切にする意識を持つきっかけをつくります。 |
(22)長く着られる服をじっくり選ぶ | ・衣類をすぐ買い替えないことで無駄遣いの防止にもつながります。 ・ ものを大切にする意識を持つきっかけをつくります。 |
(23)環境に配慮した服を選ぶ | ・洋服が作成されるまでのストーリーを楽しむことができます。 ・リサイクル・リユース素材を使った衣類を選ぶことで、地球温暖化対策抑制に取り組む企業への応援にもなります。 |
6 3R(リデュース,リユース,リサイクル)
アクション | 暮らしのメリット |
(24)使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らす。マイバック,マイボトル等を使う | ・自分の好きなおしゃれなバッグや容器を楽しめます。 ・海洋汚染などの環境負荷を軽減し、生態系を守ることで自分たちの生活をプラスチック汚染から守ることができます。 |
(25)修理や修繕をする | ・親から子へ世代を超えて同じものを共有することも可能です。 ・キズや汚れからすぐものを捨てる習慣を、リメイクして大切に使う習慣に変えることで、新しいものを購入するコストを削減できます。 |
(26)フリマ・シェアリング | ・購入・維持費用の節約にもなります。 ・廃棄コストがかからず、逆に収入になることもあります。 |
(27)ごみの分別処理 | ・「3R」(リデュース・リユース・リサイクル)は,二酸化炭素の排出抑制につながります。 ・回収された資源ごみから梱包資材など日常生活に欠かせないリサイクル製品を作り出すことができます。 |
7 CO2の少ない製品・サービスを選ぼう!
アクション | 暮らしのメリット |
(28)脱炭素型の製品・サービスの選択 | ・廃棄時に分別が楽な商品もあります。 ・環境に配慮する製品やサービスの供給量が増え、商品の多様化・価格低減化につながります。 ・環境に配慮する企業を応援できます。 |
(29)個人のESG投資※ | ・環境に配慮する企業が増加し、脱炭素社会につながります。 ・ESG投資増加で環境に配慮する企業の業績が良くなり、より環境問題に取り組みやすくなる可能性が高まります。 |
※ESG投資とは,従来の財務情報だけでなく,環境,社会,ガバナンス要素も考慮した投資のことを指します。
8 環境保全活動に積極的に参加しよう!
アクション | 暮らしのメリット |
(30)植林やごみ拾い等の活動 | ・環境を大事にする気持ちを行動で表せます。 ・脱炭素アクションの取組を発信・シェアすることで取組の輪を広めることができます。 |
地球温暖化防止に関する情報
函館市
- 省エネルギー推進への函館市の取り組みのページはこちら
- 「第2次函館市地球温暖化対策実行計画 (区域施策編)」のページはこちら
- 函館市地球温暖化対策地域推進協議会のページはこちら
- 省エネや地球温暖化に関する出前講座のページはこちら
外部リンク
- 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
- 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
- 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本市等のデータを利用している旨)を表示してください。
- 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本市等が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
- 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。