函館市オープンデータポータル

オープンデータとクリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて

オープンデータであるためには，二次利用に制約のない「オープンライセンス」である必要があり，データの公開に当たってはこれを明示しなければなりません。

この「オープンライセンス」であることを含め，著作権と二次利用の条件について，あらかじめ明示するための国際的に広く認識されている規格に「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス（CCライセンス）」があります。

函館市においても，「オープンライセンス」の明示にあたっては，この「CCライセンス」を用いています。

 

CCライセンスは，原作者のクレジット（氏名、作品タイトルなど）を表示することを主な条件とし，改変はもちろん，営利目的での二次利用も許可される「CC-BY」のほか，原作者を表示するほか，元の作品を改変しないことを主な条件にした「CC-BY-NC」など，その条件から，全部で6種類のライセンスに分類されております。

 

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの詳しい説明

 

函館市のオープンデータ推進方針

函館市のオープンデータ化の取り組みについて

函館市のホームページでは，第三者の権利を侵害しかねない場合等，やむを得ず二次利用を制約する必要がある場合を除き，公共情報については，最も自由度の高いライセンスである「CC-BY」によりデータ公開しています（「オープンライセンス」の明示）。

ただし，原則「CC-BY」のページであっても，画像や写真はその対象から除くなど，一部利用上の注意もありますので，各ページの本文やデータを二次利用する際は，ライセンス内容をよくお確かめのうえご利用ください。

また，ホームページからダウンロードできるデータについて，できるだけ機械判読が容易な形式での公開を進めております。

今後も，「オープンライセンス」であるものの，PDF等の形式によって公開しているデータについて，順次，より機械判読が容易な形式での公開を進めていくよう取り組んでまいります。

 

CSV形式で公開しているオープンデータの状況

令和6年9月3日現在，CSV形式のデータ公開件数：4,077件

CSVデータとは

CSV（Comma-Separated Values）データとは，いくつかの項目をカンマ「 , 」で区切ったテキストデータおよびテキストファイルであり，データの拡張子は「.csv」で示されます。

CSV形式のデータをダブルクリックすると，表計算用ソフトウェアで開かれることが一般的であり，表計算用ソフトウェアで作成したデータについて，ファイル形式を「CSV」に変更して保存すると，CSVファイルが作成されます。

 

「函館市防災ハザードマップ Ｗｅｂ版」のオープンライセンスによるデータ提供

函館市防災ハザードマップ Ｗｅｂ版のデータは，データサイズやファイル数の関係で，ホームページ上での提供ができません。データを希望される場合は「総務部災害対策課（電話番号：0138-21-3648）」までお問い合わせください。

 

オープンデータの活用について

函館市におけるオープンデータ活用に関する取り組みについてご紹介します。

・「Pecily」

　函館の市民団体「Code for Hakodate」が取り組んでいる公共交通情報のオープンデータ化およびプラットフォーム開発の取り組み

（この取り組みは「起業家甲子園2015」において総務大臣賞（優勝）を受賞しています）に対し，市電の時刻表情報等を提供しています。

・「函館市防災ハザードマップWeb版」

　ハザードマップのWeb版で，GPSや住所検索を使い周辺の危険箇所や浸水エリア，避難所を地図上に表示しています。

・「災害時ナビ」

　市内の避難所情報等を提供する無料アプリ。ＧＰＳを使い周辺の避難所を地図上に表示したり，ルート案内ができるほか，「災害時ノウハウ集」「安否情報」など災害時に役立つ機能が備わっています。

・「健康ポータルサイト」

　はこだて市民健幸大学「はこだて健康ナビ」により，健康に関する情報を配信しています。

・「健康アプリ」

　はこだて健幸アプリ～Hakobit～の機能を活用し，イベント情報を配信しています。

・「子育てアプリ」

　無料のスマートフォン向けアプリ「すくすく函館っ子」（はこっこ）により，さまざまな子育て情報を配信しています。

・「立ち寄りトイレNAVI-Map（https://www.u-rib.com）」 に公衆トイレの情報を提供しています。

・「早めにアラームで悠々お出かけ!時刻表連携タイマー（https://www.yutra-timer.com）」に市電の時刻表の情報を提供しています。

・「バス時刻検索(https://bustime.jp/)」～路線バス「GTFS-JP(標準的なバス情報フォーマット)」オープンデータを活用し、全国のバス停や駅、電車停留所時刻表・運賃をバス停名や路線・系統名から探せる無料サービスです。

・「元町配水場WEBCard」

　公立はこだて未来大学で，函館市企業局の協力のもと，元町配水場の情報をカード形式でスマートフォン用に配信するWEBサイトを開発しました。

 

函館市のオープンデータをもとにした作品または活用事例がございましたら，ぜひお知らせください。 

 

デジタルアーカイブ事業について

函館市におけるデジタルアーカイブ事業の取り組みについてご紹介します。

函館市では，公立はこだて未来大学と連携して，所蔵資料のデジタルアーカイブ化を実施しています。

 

・市立函館博物館デジタルアーカイブ

所蔵する博物館資料の一部を公開しています。

※利用等する場合は，オープンデータではありませんので，下記リンク先から使用申請をお願いいたします。

市立函館博物館所蔵資料の資料利用許可申請について

 

・函館市中央図書館デジタル資料館

所蔵する中央図書館資料の一部を公開しています。

※利用等する場合は，オープンデータではありませんので，下記リンク先から使用申請をお願いいたします。

函館市中央図書館所蔵資料の掲載・使用について

 

北海道オープンデータポータルサイトについて 

北海道と道内の市町村（一部を除く）のデータの利活用環境の整備を目的としたポータルサイトです。北海道内の市町村（一部を除く）のオープンデータをダウンロードすることができます。

北海道オープンデータポータル（外部リンク）

オープンデータ化の要望について

現在「オープンライセンス」となっていないもののオープンライセンス化，または，PDF等の形式で公開しているデータのCSV化等を希望する場合，下記の連絡先までご連絡ください。

オープンデータの推進に向けて取り組んでまいります。

 

函館市のオープンデータに関する連絡先

system@city.hakodate.hokkaido.jp

総務部情報システム課

0138-21-3826