公開日 2025年10月31日
市立函館南茅部病院は、昭和35年(1960年)に南茅部町国民健康保険病院として開設されたことから始まりました。その後、昭和50年(1975年)に新病院が竣工し、平成4年(1992年)に3階に新病棟を増改築、平成6年(1994年)に内視鏡検査室を改築、平成9年(1997年)にCT室新設しました。平成16年(2004年)の市町村合併に伴い、函館市・恵山町・南茅部町の病院事業が統合されたことから、市立函館南茅部病院に名称変更し、現在に至ります。
当院は、南茅部地域で唯一の病院として入院医療を提供していますが、現施設は竣工から約50年が経過しており、塩害や経年による施設の老朽化が進んでいるほか、津波災害警戒区域に立地しています。また、南茅部地域では人口減少が進んでおり、地域医療の動向や南茅部病院を取り巻く環境がが大きく変化しています。
こうしたことから、人口規模にあわせて病床の適正化を図り、今後も地域医療の砦として地域に医療機能を残すべく、有床診療所に形態を変更し、移転新築を進めています。
- 新名称 (仮称)市立函館病院付属南かやべ診療所
- 開設予定 令和9年(2027年)4月1日
- 移転先 函館市川汲町1520番地4 (南茅部支所 敷地内)