公開日 2025年08月01日
更新日 2025年09月17日
アメリカオニアザミとは
(国立環境研究所・侵入生物データベース)
- ヨーロッパ原産のキク科植物で,北アメリカから日本国内に移入したとされ,1960年頃に北海道で確認された「二年草」です。
- 発芽して最初の1年は地表に出て葉を広げ,2年目の繁殖期(7月~10月)に淡紅紫色の花を咲かせます。
- 2年で枯れるものの繁殖力が強く,在来植物の生育場所を奪ってしまうおそれがあることから,国の「生態系被害防止外来種」に選定されています。
- 葉や茎などに鋭いトゲがあり,触れると大変危険です。
駆除について
- 綿毛がついた種が風で運ばれ,生育範囲を拡大しますので,種が飛散する前の対処が必要です。
- ご自宅の庭など敷地内で見つけたら,生育範囲を広げないよう,駆除のご協力をお願いします。
- 根や株が残っていると再生するため,成長期を迎える前(下記写真参照)などのうちに根ごと引き抜くか,スコップで周囲の土ごと掘り返してください。
- 繁殖期には茎が太くなり,根も相当広がっていますので,無理に引き抜こうとせず,草刈鎌などで根元から刈り取ってください。
- 根元から刈り取るのも困難な場合は,種になる前の花やつぼみの部分(種になってしまっている場合は種の部分)を切除してください。
駆除する際の注意点
- 長ズボン,厚手のゴム手袋や革手袋などを着用してください。※軍手や厚手の手袋ではトゲが貫通するおそれがあります。
- 駆除後そのままにしておくと種が飛散しますので,速やかに「燃やせるごみ」として処分してください。
- 処分の際は,トゲでごみ袋が破損するおそれがありますので,新聞紙で包むなどご配慮をお願いします。(収集作業員の安全確保のためにも,ご協力をお願いします)
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