公開日 2025年06月18日
令和7年1月28 日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因すると考えられる道路陥没を受けて,令和7年3月18日に国土交通省から「下水道管路の全国特別重点調査について」が発出され,地方公共団体に対して,実施要請がありました。
これを受けて,函館市企業局が管理する下水道管路について,下記のとおり調査を実施します。
※ 参考:国土交通省ホームページ
(https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000639.html)
全国特別重点調査の概要
(1) 内径2m以上かつ平成6年度(1994年度)以前に設置された下水道管路(30年以上経過)
(2) 上記(1)のうち,下記の①~④に該当する箇所を優先的に実施
① 埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似の構造・地盤条件の箇所
② 管路の腐食しやすい箇所
③ 陥没履歴があり交通への影響が大きい箇所
④ その他(沈砂池の堆積土砂が顕著に増加した処理場・ポンプ場につながる管路)
※ 本市においては,上記(2)の優先的に実施すべき箇所はありません。
2 調査方法
調査方法については,潜行目視やテレビカメラにより,管路内やマンホールの調査を全線にわたり実施します。また,判定結果によっては,空洞調査も実施します。
3 調査後の対応
今回の調査に基づく判定結果により,対策が必要な場合は,応急措置や改築などの対策を実施してまいります。
函館市の調査対象および調査スケジュール
調査対象となる延長 約8.3km
[内 訳] 合流管 約1.4km, 雨水管 約6.9km
調査期間 令和7年7月下旬~令和8年1月下旬(予定)