公開日 2025年04月08日
ウェブサイトでは適正かつ低額な料金でロードサービスを行うかのように表示し、実際には高額な料金を請求する事業者に関する注意喚起
令和6年夏以降、ロードサービス事業者のウェブサイト上で、「基本料金 3,980円(税込)~」、「業界最安水準で対応可能」、「基本料金7,980円 1,980円税込~」などの表示を見た消費者が、適正かつ低額な料金でロードサービスが利用できると思い当該サービスを依頼したところ、実際には高額な料金を請求されたといった相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられています。
消費者庁が調査を行ったところ、大和商会および関東バッテリートラブルセンターと称する事業者(以下併せて「本件事業者」といいます。)が、消費者の自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある行為(虚偽・誇大な広告・表示)を行っていたことを確認したため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、消費者被害の発生または拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼び掛けています。
本件事業者の概要
- (1) 大和商会
名称:大和商会
所在地:埼玉県草加市瀬崎3-22-3
代表者:宮澤 和宏
ウェブサイトの名称:CARお助けサービス
URL:https://www.kinkyuu-support10.com
- (2) 関東バッテリートラブルセンター
名称:関東バッテリートラブルセンター
所在地:東京都新宿区西新宿3-3-13
代表者:岩田 健人
ウェブサイトの名称:関東バッテリートラブルセンター
URL:https://www.speed-rescue.com
(注1)本件事業者が運営するウェブサイトに掲載されていた内容です。
(注2)同名の別会社または類似したウェブサイトと間違えないよう御注意ください。
具体的な事例の内容
- 自動車トラブルに遭った消費者がインターネットでロードサービス事業者を検索します。
- 消費者が本件ウェブサイトに表示されたフリーダイヤルに電話するとコールセンターにつながります。
- 消費者は、現場において長時間待たされたり、作業員が普通乗用車で現場に到着したり、作業員が氏名等を名乗らなかったりしたことなどから不信感を抱きます。
- 作業員は、具体的な作業内容を説明することなく、高額な見積金額を提示します。
- 最終的に、作業内容に照らして過大で高額な料金が請求されます。
消費者庁から皆様へのアドバイス
- まずは契約している損害保険会社や保険代理店、ロードサービス会社に連絡しましょう。
- インターネット検索結果で「上位」だからといって信用できるとは限りません。
- 具体的な作業内容に基づく見積書を確認し、過大で高額な請求をされないようにしましょう。
- ウェブサイトの表示額と請求額とが大きく異なる場合は、クーリング・オフができる可能性があります。
消費者庁公表資料
相談窓口のご案内
函館市消費生活センター
電話:0138-83-7441
消費者ホットライン(最寄りの消費生活センターなどをご案内します)
電話:188(いやや!) ※局番なし
警察相談専用電話
電話:#9110 ※局番なし
本件に関する問合せ
消費者庁 消費者政策課財産被害対策室
電話:03-3507-8800(代表)

このページの本文とデータは クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本ライセンスの下に提供されています。
- 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
- 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
- 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本市等のデータを利用している旨)を表示してください。
- 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本市等が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
- 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。