公開日 2024年10月10日
更新日 2024年10月16日
リチウムイオン電池からの火災にご注意ください
リチウムイオン電池は,モバイルバッテリー,スマートフォン,ノートパソコン,コードレス掃除機,電動工具類など,私たちの生活に身近な製品に使用されています。
しかし,使用方法や充電方法などを誤ると,過放電や過充電を起こし,最悪の場合,破裂,発火し,火災に至ることがあります。
函館市内においても,近年リチウムイオン電池が原因となる火災が増加しています。
火災事例
自宅において,仕事で使用する電動工具のバッテリーを充電していたところ,バッテリーセルが内部短絡し,出火したものです。
出火したバッテリーと,充電に使用していた充電器は,電動工具と同じメーカーの純正品ではなく,インターネットで購入した互換性のある海外メーカーのものでした。
リチウムイオン電池製品の気を付けるポイント
リコール対象製品は,不具合が生じていなくても,使用を中止しましょう
リコール対象製品は,製造工程の不具合などが原因により,火災に至る場合があります。
製品を購入した時に付属されている充電器やメーカー指定のものを使用しましょう
充電器の接続部分が同じ形状であっても,充電条件が異なると発熱し,火災に至る場合があります。
衝撃を与えないよう適切に取り扱いましょう
リチウムイオン電池が搭載されている製品は,小型なものが多く,手をすべらせて落下させたりすると,衝撃により電池内部でショートが生じ,発煙や発火することがあります。
一般ごみなどと一緒に捨てないようにしましょう
一般ごみなどと一緒に廃棄すると,ごみ収集車で圧縮されることにより,火災に至る場合があります。
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