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有機フッ素化合物(PFAS)について

公開日 2024年09月30日

更新日 2024年09月30日

PFAS(ピーファス)とは

有機フッ素化合物のうち,ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び,

1万種類以上の物質があるとされています。PFASは,撥水・撥油(はっすい・はつゆ)性,熱・化学的安定性等の性質を

持つことから,様々な用途で用いられてきており,私たちの身の回り品にも使われています。

 

PFOS・PFOA(ピーフォス,ピーフォア)について

PFASの中でもPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)には,難分解性、高蓄積性、

長距離移動性という性質があることから,環境や食物連鎖を通じて,人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が

指摘されており,規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。 

【主な用途】

 ・PFOS : メッキ処理剤、泡消火薬剤 など

 ・PFOA : 撥水剤、界面活性剤 など

 リーフレット「PFOS・PFOAとは?」[PDF:618KB] (環境省作成:2024年8月)

 

 人の健康への影響

国の資料では,PFOS・PFOAは,動物実験では肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されており,

人においてはコレステロール値の上昇,発がん,免疫系等との関連が報告されていますが,どの程度の量が体に入ると

影響が出るかについてはいまだ確定しておらず,国内において,PFOS・PFOAの摂取が主たる要因とみられる個人の

健康被害が発生したという事例は確認されていないとされています。

 

国では学識経験者からなる専門家会議を設置し,国内外の様々な知見を収集・評価するとともに,暫定目標値(50ng/L)の

取り扱いや最新の科学的根拠に基づく対応策を議論し,情報発信を行っております。

専門家会議で取りまとめられたPFASに関する今後の対応の方向性や,PFOS・PFOAに関するQ&A集はWebページで

公開されています。

有機フッ素化合物(PFAS)について(環境省HP)

 

 水質汚濁に係る環境基準

環境省は令和2年(2020年)5月に,PFOSおよびPFOAを「人の健康の保護に関する要監視項目(環境省HP)」に追加し,

公共用水域及び地下水における暫定目標値をPFOSとPFOAの合計値として,1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L)に

定めました。

※1ナノグラム=10億分の1グラム

 

 函館市の状況

 水道水の測定結果

水道水については,企業局が測定を実施しています。詳しくは企業局浄水課のページをご覧ください。

 

 河川の測定結果

市内を流れる河川について,令和6年度から,PFOSとPFOAの測定を3地点で行っています。

その結果,合計値が暫定目標値(50ng/L)を超過した地点はありませんでした

    


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