公開日 2024年09月18日
更新日 2024年09月18日
アメリカシロヒトリの生態
発生時期について
年2回(一部3回)の発生。樹幹の割れ目や樹皮下などで蛹化して越冬し,5~6月と7~8月に成虫が発生し,葉裏に産卵。幼虫は5~7月と8~9月に出現。幼虫は中齢期まで葉を糸で覆って巣を作って集団で生活し,葉脈を残して葉肉を食べます。4齢以降は分散して葉を食べます。
寄生植物
極めて雑食性で,プラタナス(スズカケノキ類),トウカエデ,サクラ,ミズキ,クワなどの落葉樹を好みます。
人への害等
人への直接的な被害はありません。
駆除について
発生初期
幼虫は吐いた糸で作った巣に群れをなしてとどまります。巣の中の幼虫は,葉の葉脈だけを残して食害するため,葉が透けて見えます。
樹木を見回り,発見した場合は袋をかぶせて枝ごと切り取り,踏みつぶしたり殺虫剤をかけたりしたうえでゴミとして処理してください。
分散期
発見が遅れ,すでに虫が分散してしまった場合には,フェニトロチオン(製品名・スミチオン乳剤)やアフェセート(商品名・オルトラン)などの農薬系の薬剤を散布してください。
詳細は,ホームセンターなどの販売店にご相談ください。
なお,薬剤を散布する場合は,飛散に注意し,人や動物,作物などに危害を及ぼさないよう注意してください。
自分で駆除できない場合
市内にある駆除業者を紹介いたします。
問合せ・相談
公園・河川敷・歩道脇などはそれぞれの管理者、自己所有地や空地などはそれぞれの所有者が管理しなければなりません。
その他ご相談は、生活衛生課(電話32‐1521)におたずねください。
このページの本文とデータは クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本ライセンスの下に提供されています。
- 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
- 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
- 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本市等のデータを利用している旨)を表示してください。
- 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本市等が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
- 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。