公開日 2021年03月31日
保存修理工事の進捗状況
令和3年(2021年)2月17日(水曜日)
壁紙張り直し(2階御座所)
カーテン再取り付け(2階御寝室)
現在の2階御座所
現在公会堂では建物内部の作業を進めています。2階貴賓室の傷んだ天井壁紙の張り直しを行いました。
カーテンの再取り付けも完了し,建物の内部も修理完了後の姿が見えてきました。
令和2年(2020年)12月25日(金曜日)
現在の公会堂本館
現在の公会堂附属棟
2階バルコニーからの景色
今年は雪が多く,公会堂周辺にも例年より多く雪が積もっています。
附属棟の足場も解体が終わり,公会堂の全貌が見えてきました。
年明けからは館内の絨毯やカーテンの再取り付けなどの作業を始める予定です。
令和2年(2020年)11月12日(金曜日)
塗り直し後の公会堂外観(本館)
函館もここしばらくは冷え込む日も増えています。
11月7日(土)に本館の足場を取り外し,約2年ぶりに公会堂の外観を見ていただけるようになりました。
退色していた外壁が塗り直され,鮮やかな青灰色と黄色のコントラストがよみがえりました。
館内では設備工事や内装の仕上げ作業を進めています。
リノリウムを敷き込んだ2階大広間を360度カメラで撮影しました。
リニューアルオープンは来年春頃となりますが,一足先に大広間の様子をお楽しみください。
閲覧方法
- 上の写真をクリックして外部リンクへ
- リンク先の画像をもう一度クリック
- 表示された360度画像をマウスでドラッグして上下左右を回転させる
(スマートフォン・タブレットの場合は指で画面をタッチして動かすか端末自体を動かす)
令和2年(2020年)9月29日(火曜日)
リノリウムの敷き込み(2階大広間)
リノリウム敷き込み後の様子
雨どいの再取り付け(本館西側)
夏が終わり,次第に寒さを感じる季節になりました。
2階大広間ではリノリウムの敷き込みを行いました。
修理前は無地の塩ビシートでしたが,古写真や断片を参考に明治時代のリノリウムの色と柄を再現しました。
屋外では雨どいの再取り付けを行い,塗装も施しました。
11月には外観を覆う足場を取り外す予定です。
令和2年(2020年)8月25日(火曜日)
8月は快晴が続き,外壁の塗り直し作業を進めています。
館内の漆喰塗りも順調に進んでおり,2階大広間の天井漆喰の補強と塗り直しが完了したので 塗り直した天井を360度カメラで撮影しました。
普段は見られない至近距離からの天井の様子をお楽しみください。
閲覧方法
- 上の写真をクリックして外部リンクへ
- リンク先の画像をもう一度クリック
- 表示された360度画像をマウスでドラッグして上下左右を回転させる(スマートフォン・タブレットの場合は指で画面をタッチして動かすか端末自体を動かす)
令和2年(2020年)7月28日(火曜日)
外壁の塗り直し(本館)
漆喰天井の塗り直し(2階大広間)
化粧直し後の漆喰レリーフ(2階大広間)
7月は雨の日もありましたが,天候をみながら外壁の塗り直しを進めました。
細かい細工や意匠の部分も塗り残しやはみ出しがないように丁寧に仕上げ塗りを行いました。
館内の漆喰天井もむらが出ないよう重ね塗りをして,十分乾燥させます。
演壇レリーフも補修が完了し,化粧直しを行いました。
令和2年(2020年)6月28日(火曜日)
外壁の塗り直し(本館)
天井漆喰の補強(2階大広間)
漆喰レリーフの補修(2階大広間)
6月の函館は天気に恵まれ,外壁の塗り直しは順調に進んでいます。
青灰色の下地塗りが完了し,今後は仕上げ塗りに入ります。
館内では大広間の天井漆喰の補強材の塗り上げが完了しました。こちらも今後は仕上げ塗りを実施します。
また,2階大広間演壇のレリーフ彫刻の補修も進めています。
令和2年(2020年)5月26日(火曜日)
青灰色塗料の試し塗り
補強中の漆喰天井(2階大広間)
天井中心飾り(2階大広間)
冬の間はできなかった外壁の塗り直しに向けて,塗料の色の調整作業を進めています。
旧公会堂の外壁の色は昭和修理の際に青灰色と黄色に復元しており,今回の修理でもこの2色で塗装します。
青灰色は過去の塗装工事の際の色見本を参考に色を調整し,2種類の試作の色を作りました。
外壁に試し塗りをして,しばらく時間を置いて色が落ち着くのを待ち,今回の塗装で使う色を決定します。
館内では2階大広間の天井漆喰の落下を防止するため,メッシュ材と接着力の強い塗料で補強しています。
非常に繊細な天井中心飾りの漆喰彫刻も,落下防止のため補強します。
令和2年(2020年)4月30日(木曜日)
丸柱の取り替え(2階中央バルコニー)
手すりの取り替え(2階西側バルコニー)
古い塗料の除去(2階大広間)
旧公会堂の保存修理工事も3か年目に入りました。
現場では昨年度解体し修繕した部材の再取り付けを進めていて,傷みが酷く再利用ができない部材は新しいものに交換しています。
雪解け水や雨水が溜まりやすいためかバルコニーの手すりや柱は傷みが酷く,交換する部分が多くなっています。
5月頃からは外壁の塗装工事も始まります。
現在は,部材についている古い塗料をはがし,新しい塗料を塗る準備を進めています。
昨年度以前の工事実績
下記リンクからご覧ください。
【重要文化財 旧函館区公会堂】保存修理工事について(平成30年度分)(市ホームページ)
【重要文化財 旧函館区公会堂】保存修理工事について(令和元年度分) (市ホームページ)
保存修理工事について
【重要文化財 旧函館区公会堂】保存修理工事についてをご覧ください。
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