公開日 2024年11月15日
更新日 2024年11月15日
・設置目的
・沿革
・施設について
・取引方法および時間
・市場関係者
・市場の流通の仕組み
・市場の一日
設置目的
生鮮水産物等の取引の適正化ならびにその生産および流通の円滑化を図り、もって市民等の生活の安定に資するため、卸売市場法に基づき、市に水産物地方卸売市場を設置しています。
沿革
○昭和40年 7月 水産物公設卸売市場として開設
○昭和48年 2月 函館市水産物地方卸売市場と改称
○昭和56年12月 地方卸売市場として整備計画変更
○昭和58年11月 函館市水産物地方卸売市場棟建設着手
○昭和59年 3月 廃棄物処理施設棟完成、計量施設棟移設
○昭和60年 2月 市場条例および市場運営協議会条例議決
新市場棟完成
○昭和60年 3月 新市場業務開始
○平成14年 6月 荷捌き上屋建設着手
○平成15年 3月 荷捌き上屋完成
○平成15年 4月 荷捌き上屋供用開始
○平成18年11月 計量施設再整備
○平成26年 4月 指定管理者制度導入
施設について
施設名 | 函館市水産物地方卸売市場(電話 0138-22-5304 FAX 0138-22-6088) |
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所在地 | 函館市豊川町27番6号 |
開場時間 |
午前5時~午後3時 |
主な施設
◇卸売棟 12,247.66平方メートル
◇荷捌き上屋 1,796.00平方メートル
施設の詳細
取引方法および時間
せり売
せり売りの方法はせり下げで行われ、せり人が希望価格を呈示し、買受希望者の中に応ずる者がいないときは、さらに低い価格を呈示し、買い受けの申込みがあったとき、その者を「せり落とし人」とします。
市場開場時間 |
午前5時00分~午後3時00分 |
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いけすいかせり |
午前5時30分(6月1日~12月30日) |
大ぜり(鮮魚) |
午前6時00分 |
鮮いかせり |
午前6時20分 |
入札
買受希望者が札に単価、数量等を記載し、売り手はこれらのうち、最も高値の者に落札します。
相対取引
売り手と買い手との協議により価格、数量等を定めて行う売買方法です。
市場関係者
開設者(函館市) |
施設整備や取引状況の管理を行う。 |
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卸売業者 |
出荷者から委託された品物や買い付けた品物を、せり,入札,相対で仲卸業者と買受人に販売する。 |
仲卸業者 |
品物を卸売業者からせり等で買い取り、市場内の店舗で小分けして買出人(小売商,飲食店等)に販売する。 |
買受人 |
品物を卸売業者からせり等で買い取り,市場外の店舗・工場等で販売・加工等を行う。 |
買出人 |
品物を仲卸業者から買い取り,市場外の店舗等で販売(小売,飲食等)する。 |
関連事業者 |
市場内での水産物の運搬,市場利用者が業務で使用する資材の販売,市場利用者のための飲食店などを営む。 |
市場の流通の仕組み
市場の一日
入荷・配列
前日の販売終了後にトラック等で全国各地から水産物が搬入されます。翌朝の販売開始までに、卸売業者は効率的に取引を行うことができるように、水産物を種類別、等級別に区分して卸売場に配列します。
下見
街はまだ朝の眠りにある頃、卸売市場はあわただしい活動が始まり、仲卸業者と買受人は、どんな水産物がどれだけ入荷しているかを調べて、どれだけ、いくら位で仕入れるかを見極めるため、卸売場に配列された水産物を見て回ります。
販売
せり開始の振鈴を合図に卸売業者の「せり人」が仲卸業者と買受人を相手に威勢のいい掛け声で売買取引を行います。また、入札や相対取引による売買も行われます。
分荷
仲卸業者が購入した品物は、直ちに卸売市場内の仲卸売場(店舗)に運ばれ、販売先のニーズに合わせて小口に仕分け調整し、買受人や買出人に販売します。
搬出
買受人や買出人は、自分が購入した品物を直ちにトラック等に積み込み、各自で店舗等に運んでいきます。
翌日の準備
午後は再び静けさが戻ります。卸売業者は、その日の精算と翌日の準備を行います。