公開日 2024年08月29日
更新日 2024年08月29日
ＩＨＥＡＴとは
ＩＨＥＡＴ（アイヒート）（Infectious disease Health Emergency Assistance Team）とは，感染症のまん延等の健康危機が発生した場合に、地域の保健師などの専門職が保健所等の業務を支援する仕組みのことです。
函館市では，ＩＨＥＡＴ要員として登録いただける方を募集しているほか，登録いただいた方のうち，市立函館保健所への支援を希望するＩＨＥＡＴ要員を対象として研修を実施しています。
※ＩＨＥＡＴの詳細については，日本公衆衛生協会のホームページをご覧ください。
ＩＨＥＡＴ要員の要件
・ＩＨＥＡＴ．ＪＰ（ＩＨＥＡＴ運用支援システム）への登録が可能であり，保健所等の業務の支援ができる専門職（医師，保健師，看護師，歯科医師，薬剤師，助産師，管理栄養士など）であること。
・市立函館保健所が実施する研修に参加できること。（毎年３回程度実施予定。謝金あり。）
※ＩＨＥＡＴ要員は，保健所設置自治体から支援の要請があった際には，可能な限り要請に応じて支援業務をお願いします。また，国や保健所設置自治体で実施される研修を受講し，資質の向上に努める必要があります。
主な業務の内容
健康危機発生時における保健所等の業務を支援するため，以下の業務の実施をお願いします。
（１）積極的疫学調査等，感染症のまん延等の健康危機に対応するための保健所等の業務
（２）保健所の通常業務（健康づくり，精神保健，難病対策等）
※ 具体的な活動場所や業務内容は、その都度協議します。
登録方法
（１）「ＩＨＥＡＴ登録申請書」に必要な事項を記入し，国家資格等の「免許証」のコピーを添付の上，「メール」または「郵送」で送付してください。
IHEAT登録申請書（函館市用）[XLSX：93.2KB]
【ＩＨＥＡＴ登録申請書の送付先】
メールの場合：hc-yoboh-kansen@city.hakodate.hokkaido.jp
郵送の場合：〒040-0001 函館市五稜郭町23－1 市立函館保健所 保健予防課 ＩＨＥＡＴ担当者宛
（２）提出された「ＩＨＥＡＴ登録申請書」を確認し，市立函館保健所がＩＨＥＡＴ．ＪＰへ仮登録を行います。
仮登録後，パスワードの初期化を案内する自動送信メールにてご連絡いたします。
（３）受信したメールのＵＲＬからＩＨＥＡＴ．ＪＰにアクセスし，以下の操作を行ってください。
・パスワードの初期化
・プロフィール情報の更新
・メンバー利用規約への同意 をすることで，ＩＨＥＡＴへの本登録が完了します。
（４）本登録完了後は，
・応援要請や研修開催案内等の連絡が受けられるようになります。
・いつでも個人のプロフィールやパスワードの変更，脱退をすることができます。
※本登録時の注意事項
「第１支援自治体」とは？
ＩＨＥＡＴ要員の居住地または勤務地が所在する保健所設置自治体のことで，居住地と勤務地が異なる場合は，どちらか一方を選択することができます。
「第２支援自治体」とは？
第１支援自治体が所在する都道府県のこと。
（例：第１支援自治体を「函館市」と登録した場合，第２支援自治体は「北海道」となります。）
ＩＨＥＡＴ要員の研修
健康危機管理発生時にＩＨＥＡＴ要員が速やかに保健所の業務を行えるよう，業務の実施方法や手順について研修を実施しますので，毎年参加をお願いします。
研修内容は，下記のとおりです。
（１）感染症等の健康危機に関する基本的な教育
（２）感染症に関する応用的な教育
（３）感染症業務に関する実践型訓練
研修方法は，ｅラーニング等によるオンライン研修のほか，保健所において実施する実践的訓練（１～２日間）を予定しています。
研修のご案内は，函館市を第１支援自治体として登録しているＩＨＥＡＴ要員の方へメールにてお知らせいたします。
研修の参加後に，謝金をお支払いいたします。ただし，他の自治体からの研修の謝金をすでに受けている場合は該当しません。
支援要請をする場合
・健康危機発生時において，市立函館保健所の職員による人員調整だけでは保健所等の業務への対応が困難な場合に，函館市を第１支援自治体として登録しているＩＨＥＡＴ要員に対して，メール，電話等にて支援を要請します。
・要請の際には，ＩＨＥＡＴ要員に対し，支援が必要な機関，活動場所および業務内容等を提示します。対応可能な範囲でご協力をお願いします。
・実際に業務へ従事していただく際は，会計年度任用職員として任用することを想定しています。
・活動場所は，市立函館保健所を予定しております。
・ＩＨＥＡＴ要員としての業務に関して知り得た情報については守秘義務を有します。（地方公務員法第21条第３項）
問い合わせ先
市立函館保健所 保健予防課 感染症・難病担当
電話 ０１３８－３２－１５３９
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