公開日 2024年10月16日
更新日 2024年10月16日
函館市では,市が実施する各事業の進捗や効果を検証し,有効性や必要性などを評価する事業評価を実施しています。
事業評価制度は,「函館市自治基本条例」に基づいており,「函館市行財政改革推進プラン(2022~2026)」の一環として進められています。
実施目的
事業評価の実施により,各事業の効果を高めるための改善や実施内容の見直しなどを進め,より効果的で効率的な行政サービスを提供することを目的としています。
また,事業の目的や手段などを明確にすることで,行政の透明性を高めるとともに,市民の皆様に対して,事業実施の説明責任の役割も果たすものです。
評価方法
各事業の進捗や効果を,EBPMの手法やロジックモデルを活用して設定した成果指標に照らして検証し,有効性や必要性,期待される効果の大きさなどに基づいて評価を行います。
<評価フロー>
各事業の所管部局が,
- 各事業の実施内容,実施結果,実施により得られる成果を体系的に整理し,成果指標と目標値を設定します。
- 評価年度の取組内容や成果,改善点を踏まえ,成果目標の達成に向けたロードマップを作成します。
- 今後の事業の見直し内容や方向性などを示します。
これらをもとに,市役所自らが,各事業の取組内容や効果を成果指標などに照らしながら,有効性や必要性,期待される効果を検証し,評価を行います。
*EBPM:データや合理的根拠に基づき,政策を立案し,事業効果の検証から改善までを行う手法です。
*ロジックモデル:事業の目的や手段,効果を体系的に整理し,成果指標を明確にするためのツールです。
<参考リンク>EBPMガイドブック(内閣府)
評価結果
これまでの取り組み
平成27年度までは,限られた財源や人員の中で持続的な行政運営を行うことなどを目的に,PDCAサイクルの確立による事業評価等を実施し,事業の見直しや改善を行ってきました。