公開日 2024年03月26日
更新日 2024年07月12日
デジタル変革とは
デジタル変革とは,デジタル技術やデータを活用して,今までの固定概念にとらわれず,新しい価値の創出・あるべき姿への変革を行うことです。デジタル変革により便利で快適な住みやすいまちをめざします。
策定にあたって
策定の背景
近年,幅広い分野においてデジタル技術が身近なものとなり,人々の働き方などライフスタイルも含め,社会のあり方そのものが大きく変化しつつあります。
本市のデジタル変革を推進する方向性を示し,デジタル技術やデータの活用によって,地域課題の解決や新たな価値の創出につなげ,誰もが便利で快適な住みやすいまちを実現するため,「函館市デジタル変革推進ビジョン」を策定するものです。
本ビジョンの位置づけ
本ビジョンは,市の最上位計画である総合計画との整合性を図りつつ,デジタル変革推進の観点から,各種計画に対して方向性を示すとともに,地域のデジタル変革の推進は官民協働で取り組んでいくことを示すものです。
めざす姿
デジタルの力で,便利で快適な住みやすいまち
市民生活や経済活動においてデジタル技術やデータを活用することにより,地域課題の解決や新たな価値の創出につなげ,持続可能で市民が豊かさを実感できる便利で快適な住みやすいまちをめざします。
基本的な考え方
市民が豊かさを実感できるまちづくり
- デジタルの活用は,手段であって目的ではありません。目的が「市民が豊かさを実感でき,誰もが住みやすいまちにすること」であることを念頭に置き,取組を進めます。
誰もがデジタル社会の恩恵を享受できる環境づくり
- 情報通信技術を利用できる人と利用できない人との間に生じる格差への対策を行い,誰一人取り残されることのない,デジタル社会の恩恵を享受できる環境づくりを進めます。
多様な機関による連携
- 地域のデジタル変革を進めていくためには,行政だけではなく,民間事業者や高等教育機関など多くの機関が協力して取り組んでいくことが必要であり,課題解決や新たな価値の創出に向けた連携を推進します。
推進を支える取組
デジタル推進人材の育成
- 具体的な取組 : 市内中小企業に対するリスキリング支援,市内教育機関での取組,市職員への研修
デジタルデバイド(情報格差)対策
- 具体的な取組 : スマホ教室などにおける情報端末操作支援,利用しやすさに配慮したシステムの導入, 情報セキュリティ対策
官民協働の仕組みづくり
- 具体的な取組 : 継続的なデジタル変革の推進を検討する体制の構築(推進体制),交流の「場」づくり
推進体制
「函館市デジタル変革推進本部」,「函館市デジタル変革推進協議会」に加え,民間企業等が参加する「(仮称)函館市デジタル変革推進プラットフォーム」を設置し,地域課題の解決に取り組むことで,継続的に本市のデジタル変革を推進します。
ロードマップ
市民生活や経済活動においてデジタル技術やデータを活用することにより,地域課題の解決や新たな価値の創出につなげ,持続可能で市民が豊かさを実感できる便利で快適な住みやすいまちをめざすため,国の動向や社会情勢の変化を踏まえて,取組を推進していきます。