公開日 2024年01月31日
無頓着は火事の元!~5年で2倍、配線器具の火災事故に注意!~
テーブルタップ・延長コードなど(以下「配線器具」という)による事故が毎年発生しています。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]に通知のあった製品事故情報によると、2019年から2023年の5年間に配線器具の火災事故は126件あり、2023年の件数は2019年の約2倍となり、近年高止まりの傾向がみられます。これはテレワークの普及・増加によって、配線器具の使用が増えたことが関係しているものと推定されます。
配線器具の取扱いは、家電製品の陰でつい無頓着になってしまいがちですが、ほこりがたまったまま放置したり、机や椅子の脚で踏むなど繰り返し負荷を加えたり、接続可能な最大消費電力を超えて使用したりすると、火災につながるおそれがあります。
近年、DIYやキャンプブームで人気のコードリールも、使用方法を誤ると火災の危険があります。
改めて配線器具やその使用状況をチェックして、事故を未然に防ぎましょう。
コードを引き出さずに最大消費電力を超えて使用し、コードリールが発火(再現実験)
配線器具の事故を防ぐポイント
- 電源プラグやテーブルタップおよびコンセントの差込口などにほこりがたまらないよう掃除する。水分に注意する。
- 電源コードを引っ張る、机や椅子の脚で踏むなど、無理な力を加えない。変形した電源プラグは使用しない。
- 接続可能な最大消費電力を確認し、これを超えて使用しない。
NITE(ナイト)プレスリリース発表資料
本件に関する問合せ
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センター
電話:06-6612-2066
このページの本文とデータは クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本ライセンスの下に提供されています。
- 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
- 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
- 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本市等のデータを利用している旨)を表示してください。
- 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本市等が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
- 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。