公開日 2025年02月05日
函館市においては,少子高齢化や若者の流出による生産年齢人口の減少が進んでいる一方,女性の就業率が全国・全道平均と比べて低いなど,企業の人手不足の解消のポイントとして,「女性の活躍」と,そのための「女性が働きやすい職場環境の整備」が重要となっています。
国では,女性の活躍推進に関する実施状況が優良である企業を認定する「えるぼし認定」制度を設けています。
「えるぼし認定」を目指すことを契機として,女性が働きやすい職場づくりに取り組んでみませんか?
えるぼし認定とは
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)では,常時雇用する労働者の数が100人を超える企業について,一般事業主行動計画の策定・届出,情報公表が義務づけられています。
「えるぼし認定」とは,行動計画の策定・届出を行った企業のうち,女性の活躍推進に関する取組の実施状況が優良である企業について,当該企業からの申請に基づき厚生労働大臣が認定を行う制度です。
指標となる基準を満たした項目の数などにより1段階目~3段階目のえるぼしに認定されるほか,最上位の企業は「プラチナえるぼし」として認定されます。
えるぼし認定のメリット
・認定を受けた企業は,認定マーク「えるぼし」(または「プラチナえるぼし」)を商品や広告などに付すことができ,女性活躍推進企業であることをPRすることができます。
・認定を受けることにより企業イメージの向上や優秀な人材の確保につながることが期待されます。
・認定を受けた企業は,公共調達で加点評価を受けることができ,有利になる場合があります。
・プラチナえるぼし認定企業は,一般事業主行動計画の策定・届出が免除されます。
えるぼしの認定基準
プラチナ えるぼし |
(1) 策定した一般事業主行動計画に基づく取組を実施し,当該行動計画に定めた目標を達成したこと。 (2) 男女雇用機会均等推進者,職業家庭両立推進者を選任していること。 (3) 5つの指標(※1)すべてについて,プラチナえるぼしの基準を満たしていること。 (4) 女性活躍推進法に基づく情報公表項目(社内制度の概要を除く)のうち,8項目以上を「女性の活躍推進企業データベース」で公表していること。 ※ (2)~(4)については,実績を「女性の活躍企業データベース」(※2)に毎年公表することが必要 |
えるぼし (3段階目) |
5つの指標(※1)すべてについて基準を満たし,その実績を「女性の活躍企業データベース」(※2)に毎年公表していること。 |
えるぼし (2段階目) |
(1) 5つの指標(※1)のうち3つまたは4つの基準を満たし,その実績を「女性の活躍推進企業データベース」に毎年公表していること。 (2) 満たさない指標については,事業主行動計画策定指針に定められた取組の中から当該基準に関連するものを実施し,その取組の実施状況について「女性の活躍推進企業データベース」(※2)に公表するとともに,2年以上連続してその実績が改善していること。 |
えるぼし (1段階目) |
(1) 5つの指標のうち1つまたは2つの基準を満たし,その実績を「女性の活躍推進企業データベース」(※2)に毎年公表していること。 (2) 満たさない基準については,事業主行動計画策定指針に定められた取組の中から当該基準に関連するものを実施し,その取組の実施状況について「女性の活躍推進企業データベース」に公表するとともに,2年以上連続してその実績が改善していること。 |
(※1) 指標は,「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」です。
(※2) 厚生労働省ホームページ「女性の活躍推進企業データベース」
認定基準の詳細や申請方法等については,厚生労働省の女性活躍推進法特集ページをご確認ください。

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