公開日 2024年10月16日
更新日 2024年10月16日
「ちょっとだけなら・・・」が命取り~"ここ3年で急増する「除雪機の事故」を防ぐためのポイント~
大雪の際に強い味方となる除雪機ですが、誤った使い方をすると命を落とす危険もあります。1月から2月までの雪のピークを迎える前に、除雪機を安全に使うためのポイントをお知らせします。
進行方向の死角からこどもがソリで滑ってくる様子(イメージ)
概要
2013年度から2022年度までの10年間にNITE((独)製品評価技術基盤機構)に通知された製品事故情報では、除雪機による死傷事故は38件ありました。このうち21件が2020年度から2022年度までの3年間に発生したもので、特に降雪量が多い地域で事故発生件数が多くなっています。また、除雪機の事故38件のうち25件が死亡事故となっており、その多く(25件中21件)が、使用者の誤使用・不注意によるものです。
除雪機の気を付けるポイント
- 安全機能を無効化しない。
- エンジンを掛けたまま離れない。
- 人が近くにいる時は使用しない。障害物に衝突しないよう注意する。
- 雪詰まりを取り除く際はエンジンを切り、雪かき棒を使用する。
- 屋内や換気の悪い場所ではエンジンを掛けたままにしない。
消費者庁公表資料
啓発資料
本件に関する問合せ先
消費者庁消費者安全課 事故情報対応班
電話:03-3507-9200(直通)
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