公開日 2023年12月28日
冬の市道を上手に歩こう!
ポスター: 「冬の市道を上手に歩こう!」 転ばないための冬道の歩き方
転ばないための冬道の歩き方
函館市内では、冬に道路上での転倒による救急搬送が多発しています。安全、快適な冬道の歩き方として以下のポイントをご紹介します。
- 転びにくい上手な歩き方を心がける【3つのコツ】
- 滑りやすい場所を知る
- 滑りにくい靴を履く
1 転びにくい上手な歩き方を心がける【3つのコツ】
【その1】 靴の裏全体を路面に
滑りやすい路面では、重心をやや前に置き、できるだけ足の裏全体を路面に密着させるようにして歩きます。
【その2】 小さな歩幅でそろそろと
見た目が滑りやすそうな道や、凍った路面に雪がさっと積もった場所では、歩幅を小さくして慎重に歩きます。「ペンギン歩き 」をイメージすると良いと言われています。
【その3】 路面の状態をよく観察して
路面が乾いているように見えても、薄く氷が張っていたり、新しく降り積もった雪によってツルツル路面が隠れている場合がありますので、常に注意して歩きます。
夜は特に注意が必要です!
2 滑りやすい場所を知る
横断歩道の白線の上や市電のレール部分
横断歩道は通行量が多く、雪が踏み固められやすいため、表面が滑りやすくなります。発進する車のタイヤの摩擦により、道路が磨かれて一層滑りやすくなります。
とくに、白線部は水が染み込まないため、氷膜ができやすく、注意が必要です。
また、市電のレール部分も、とてもすべりやすい状態となっています。
建物の出入り口
人々の出入りが多い建物の出口付近はツルツル路面が発生しやすい場所です。
出入口周辺には段差もありますので、注意が必要です。急に路面が滑りやすくなることもありますので、注意深く歩きましょう。
観光タイルなどの表面
観光タイルなどの特殊な表面も滑りやすい特性があります。歩行時には足元を確認し、転倒を防ぐために慎重に歩きましょう。
バスや市電、タクシーの乗り降りの場所
乗降場所は踏み固められ滑りやすくなることがあります。乗り降りの際には転倒に十分な注意が必要です。
ロードヒーティングの切れ目
ロードヒーティングのある場所とない場所の切れ目では、段差が発生している可能性がありますので、急激な路面の変化に注意が必要です。
また、その周囲には氷雪の被膜が発生して滑りやすくなっている場合もありますので注意が必要です。
歩道や車道の傾斜
傾斜や坂道は滑りやすくなります。特に下りの場合は十分な注意が必要です。
誘導ブロックやグレーチング
誘導ブロックやグレーチングは凍結しやすいため、これらの上を歩く際には慎重な注意が必要です。
マンホールの上
マンホールの上も凍結しやすいポイントです。やむを得ず通り過ぎる際には、すべらないよう足元の注意が必要です。
3 滑りにくい靴を履く
金属ピンや金具付きの靴底
固い氷を強くひっかき滑りにくいですが、建物の中などのタイルの床では滑りやすいので注意が必要です。
また、履いている靴にゴムバンドやマジックテープで装着するタイプの⽤具も便利です。
深い溝のある靴底
路⾯に対するグリップ⼒が強く滑りにくいです。
柔らかいゴムの靴底
路⾯に対する接着⼒が強いです。溝が深くても靴底の固い靴は滑りやすいので注意が必要です。
滑り止め材入りのゴム底
ヤスリのように路⾯の表⾯をひっかき滑りにくいです。
すべり止め用の砂箱について
砂まきにご協力ください
当市では,冬期間,道路のすべり止め対策として,坂道や急カーブ箇所などに砂箱を設置しております。
ドライバーや歩行者の方が,安心して通行できるよう「すべり止め用砂袋」を置いております。
滑りが発生する恐れがある際には砂まきにご協力ください。
お願い
砂箱から一度に大量の砂袋を持ち帰ることや,自宅敷地内でのご使用はご遠慮ください。
リンク
函館市公式観光サイト【はこぶら】
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