公開日 2023年11月28日
平成19年度から,市内の小学校と中学校から各1校を「市民憲章実践委嘱校」に指定し,2年間にわたり市民憲章に因んだ活動をしていただき,2年目には,その活動の成果を発表していただく制度です。
令和5年度(2023年度)活動発表の概要
令和4年度から5年度の2年間は函館市立湯川中学校に委嘱し,その成果発表として,保護者やご来賓の方を招き,発表会が行われました。
日時)令和5年11月1日(水)5・6校時
場所)函館市立湯川中学校
活動内容
函館市民憲章の「文化を誇る函館市民,はぐくむまち」,「郷土を愛する函館市民,のびゆくまち」に関わって,湯川地区への理解と愛着を深めるため,湯川地区の文化や歴史などを振り返り,校外学習などで学習した内容についてまとめたスライドやマップなどを用いて,発表活動を行いました。
発表活動
生徒たちの発表を行う前に,指導者から,改めて「湯川学」で意識してきた市民憲章はどういったものだったか等の説明がされ,今まで取り組んできた活動の振り返りが行われました。
次に,各学級の代表6グループの発表が行われました。各グループごとにテーマやターゲットを設定し,校外学習で学んだ地域の特色等が紹介されました。
外国人や親子連れの観光客など,自分たちの湯川地区を紹介したい相手を具体的にイメージしながら,実際に各施設等に足を運んで得た知識・情報を発表していました。
各グループごとに作成した湯川マップの紹介もされました。どのグループも写真などを効果的に使いながら作成し,各グループの特色があるマップとなりました。
英語文入りのスライドを作成したグループや、効果音やクイズ、かけ声をそろえて調子を合わせる等の工夫をしたグループもありました。
各グループの発表が終わるごとに,生徒の皆さんは各自タブレットで,発表の感想・評価を記録していました。
発表会をより良いものにするため,発表をする側だけではなく,発表を聞く側全員で協力しながら,地域への理解を深めていました。
最後に,ご来賓の方々から,生徒たちの発表に対する講評が行われました。
ご来賓の方からは,
「訪問した先の人たちがみんな優しかったので,自分たちはこれから地域に何ができるのか考えたいというまとめに感心した。」
「ますます国際化が進む中,自分のふるさとについて話せることは絶対必要なこと,素晴らしいこと。」
といったご感想をいただいていました。
この2年間「市民憲章実践委嘱校」として活動に取り組んでいただいたことで,生徒のみなさんにとって市民憲章がなじみのものとなり,故郷である函館・自分が住んでいるまちについてたくさん学習したことが伝わってくる,素晴らしい発表となっておりました。
これからも,市民憲章の精神を心に置き,故郷を大切に思い,地域に密着したさまざまな活動を続けていってほしいと思います。函館市立湯川中学校のみなさんや先生方,本当にありがとうございました。
函館市民憲章
(前文)
わたくしたちは,北海道の文化発祥の地,函館に住む市民です。
山と海にかこまれた美しい自然を誇り,すぐれた市民性をはぐくんできた函館を,いっそう住みよい都市に発展させるため,わたくしたち市民とまちの理想像をかかげ,ここに市民憲章を定めます。
(本文)
1 真心あふれる函館市民,あたたかいまち
1 健康で働く函館市民,にぎわうまち
1 文化を誇る函館市民,はぐくむまち
1 自然を生かす函館市民,きれいなまち
1 郷土を愛する函館市民,のびゆくまち
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