公開日 2023年07月04日
「ごみ捨て火災」、被害は100億円超え!~充電式電池は正しく捨てましょう~
モバイルバッテリーなどリチウムイオンバッテリー(以下「LIB」という。)使用製品の普及に伴い、近年、不燃ごみやプラスチックごみとして捨てられたLIBにより、ごみ収集車やごみ処理施設での火災事故が多発し、多額の修繕費用が必要となったり、ごみ処理の受け入れが滞ったりと市民生活に支障をきたす事態が生じています。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))がインターネット等から収集した情報では、ごみに混入したLIBの発火などによる被害額は、2018年度から2021年度の4年間でおよそ111億円※1にも達します。
LIB使用製品は押しつぶしたり、破断したりすると発火し、火災につながるおそれがあります。
LIB使用製品の誤った捨て方で事故が起きることを理解するとともに、正しく捨てることで「ごみ捨て火災」を防ぎましょう。
(※1)NITE調べ
写真:LIBが破砕されて発火(再現実験)
LIB使用製品を正しく捨てるには?
- 充電して使う製品を捨てる際は、製品本体の表示や取扱説明書などで製品にLIBが使用されているか確認する。使用電池の種類について記載がない場合は販売店、メーカーに確認する。
- LIBが使用されている製品を、分別方法など含め各自治体※の指示に従って正しく捨てる。
- 一般社団法人JBRCの会員企業の電池(表面にリサイクルマークの表示があり、破損・変形がないもの)は、排出協力店などに持ち込む。
- メーカーや販売店による製品の回収サービスを利用する。
- 放電してから(電池を使い切ってから)捨てる。
※本市では、LIBが使用されている製品の回収は行っておりません。回収ボックスを設置している排出協力店へご持参ください。
NITE(ナイト)プレスリリース発表資料
本件に関する問合せ
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センター
電話:06-6612-2066
このページの本文とデータは クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本ライセンスの下に提供されています。
- 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
- 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
- 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本市等のデータを利用している旨)を表示してください。
- 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本市等が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
- 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。