公開日 2023年12月19日
更新日 2024年03月05日
「木育(もくいく)」とは?
木育(もくいく)とは,平成16年に北海道で誕生した言葉で,子どもをはじめとするすべての人
が「木とふれあい,木に学び,木と生きる」取組を指し,子どもの頃から木を身近に使っていくこと
を通じて,人と,木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むことを表しています。
北海道では,木育を普及させる専門家「木育マイスター」の育成事業を実施しており,平成22年
度から木育マイスター育成研修を開催し,これまで300名以上の木育マイスターを輩出しています。
函館・道南地区においても,たくさんの木育マイスターが木育工作教室などを開催しています。
※参考 北海道のホームページ(北海道の『木育(もくいく)』)
木育マイスター道南支部(Facebook)
函館市が進める木育事業とは
函館市の森林面積は,総面積の約78%を占め,木材の生産のみならず,水資源のかん養,大気の
浄化などのほか,季節ごとに作り出される美しい景観により,市民に安らぎを与えてくれる貴重な財
産となっています。
そのような環境の中で,「木育」の取組などを通じて,地域材の利用の意義について市民の理解を
効果的に醸成することが重要であると考え,函館市では,地域材利用促進事業の一環として,地域の
子どもたちが木と触れ合う機会を提供し,木の魅力を知ってもらうとともに,地域材(道南スギ)を
活用した木育工作教室を令和2年度より毎年開催しています。
活動実績(令和2年度から現在まで)
<令和5年度の事業予定等>
◎子ども木育教室の開催
小学校の夏休み期間である8月6日(日)から9日(水)までの4日間,戸井・恵山・椴法華・
南茅部の公共施設において開催しました。冬季は12月24日(日)に市民会館で,28日(木)に
亀田交流プラザで開催し,たくさんの児童・保護者の皆さんに参加していただきました。
※写真等は後日掲載予定です。
<令和4年度の事業実績>
◎親子木育工作教室の開催
小学生の夏休みおよび冬休み期間にあわせて「親子で作る木育工作教室」を市内の公共施設など
6会場で計13回開催し,およそ200名のご家族にお集まりいただきました。
<令和3年度事業実績>
◎木製工作キットの配付
市内各児童館において開催されるイベント等で活用可能な,地域材を使用した工作キットを提供
し,令和3年度は10館を対象に事業を実施しました。
<令和2年度事業実績>
◎木製工作キットの配付
市内各児童館において開催されるイベント等で活用可能な,地域材を使用した工作キットを提供
し,令和2年度は11館を対象に事業を実施しました。
その他関連事業
<出生祝記念品事業>
赤ちゃんの誕生を祝うとともに,お子さんの健やかな成長を願い,市からの記念品として道南スギ
を使用した積み木を贈る事業を実施しています。
詳しくは,子ども未来部子ども企画課のページへ
<はこだて広域森林組合による木育助成事業>
はこだて広域森林組合では,森林や木材,木製品とのふれあいを通じて,森や木への親しみを深め,
森林の役割や木の良さ・利用意義等を学ぶ「木育」を推進しており,特に幼稚園,保育園,小中学校
において木材を使うこと,また,森林とふれあうことで子ども達の過ごす環境が温もりのある快適な
空間になり,木の良さを子ども達に伝えられることから,木育に取り組む函館市に助成を行う事業を
実施しています。
◎令和5年度(戸井学園義務教育学校,えさん小学校)
令和5年11月20日 戸井学園義務教育学校にて,木製書架および児童用図書(森林に関する
図書を中心に選書)を寄贈していただきました。※えさん小学校にも同じく寄贈していただ
きました。
なお,今年度の木製書架は,市内在住の家具職人が地域材(道南スギ)を活用して製作した
オリジナル書架であり,「Hokkkaido Wood」の焼印もデザインされています。
※寄贈式典の写真等は,後日掲載予定です。
◎令和4年度(椴法華小学校,南茅部小学校)
令和4年11月7日 南茅部小学校にて,木製書架および児童用図書(森林に関する図書を中心
に選書)を寄贈していただきました。※椴法華小学校にも同じく寄贈していただきました。
◎令和3年度(つつじ保育園)
令和3年11月25日 つつじ保育園にて,木製玩具を寄贈していただきました。
◎令和2年度(花園保育園)
令和2年12月17日 花園保育園にて,木製玩具を寄贈していただきました。
◎令和元年度(戸井幼稚園)
令和元年11月7日 戸井幼稚園にて,木製玩具を寄贈していただきました。
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