公開日 2022年11月22日
寒地土木研究所は、道内のエリアごとの吹雪による視界の現況および予測情報を提供しています。
電子メールによる配信や、パソコンやスマートフォンで利用でき、また著しい視界不良を予測した場合はツイッターでも情報を発信しています。
詳細は、下記HPをご確認ください。
「吹雪の視界情報ポータルサイト」等
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- 吹雪の視界情報メール配信サービス http://time-n-rd.jp/fubuki/
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雪に埋もれた車の中は危険です
車が雪に埋もれたときにエンジンをかけ続けると、排気ガスによる一酸化炭素中毒の危険性が生じます。
原則エンジン停止、防寒等でやむを得ずエンジンをかけるときには、排気管出口を確実に大気へ開放し、追加の降雪や吹き溜まりによる再埋没に注意しましょう。
原則エンジン停止
一酸化炭素中毒の危険をなくすにはエンジンを切ることが大切です。
一酸化炭素中毒の危険性
車が雪に埋もれたときにエンジンをかけ続けると排気ガスによる一酸化炭素中毒の危険性が生じます。
埋もれている深さが深いほど危険です。
エンジンをかけるときは
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、排気管出口(マフラー)を確実に大気へ開放し、追加の降雪や吹きだまりによる再埋没に注意しましょう。
窓を開けていても絶対安全とは言えません
風向きや窓の開度などの条件によっては、窓を開けていても閉めているときより一酸化炭素中毒の危険性が高くなることもあります。
車が雪に埋まったときの注意事項
- 外気取入口が塞がった状態で外気導入すると、エンジンルームなどから車内に排気ガスを吸い込んでしまう場合があります。
- 一酸化炭素警報機は、自覚が困難な一酸化炭素中毒防止に有効ですが、故障や電池切れの場合などもあるため、過信は禁物です。
- 車が雪に埋まったままエンジンスターターで暖気運転を行うと、車内が危険な状態になってしまう場合もあります。
- 車はいたるところに隙間があるため、内気循環にしていても排気ガスは車内に入り込みます。
- 車の埋まりかたなどの条件によっては、車内の酸素がエンジンの燃焼に使われることで酸素濃度が低下して、酸素欠乏症になる危険性が生じることもあります。
- 詳しくは、寒地土木研究所「雪に埋もれた車の中は危険です」.pdf(1MB)をご覧ください。
吹雪の視界情報提供サービスに関するお問い合わせ
国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
電話番号:011-841-1746(平日9時30分から17時30分まで)
メールアドレス:snow@ceri.go.jp