公開日 2022年11月09日
函館市技能功労者表彰について
技能尊重の機運を広く社会に浸透させ,技能者の社会的地位および技能水準の向上を図ることを目的に,
永年にわたる技能の研鑽により,優れた技能を修得し,かつ,技能に関する工夫・改善等や
後進の指導・育成に尽力された方を昭和48年から表彰しています。
令和4年度函館市技能功労者表彰
令和4年度は次の6名の方々が受賞されました(敬称略,五十音順)。
氏名 | 職種 | 功績の概要 |
小川 一彦 (おがわ かずひこ)
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パン・菓子製造部門
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昭和50年から洋菓子製造の道に進んで以来、洋菓子製造一筋にその知識と技術の研鑽に精励し,地元食材の魅力を引き出す創意あふれる商品を生み出すほか,マジパン細工、飴細工など精巧な技術にも定評がある。また,卓越した指導力で,職場の調理師を独立開業に導くとともに,調理製菓専門学校専任教員として,将来を担う未来の調理師の育成を担っていた実績もあり,広く後進の指導育成にも力を入れている。 |
菊池 洋一 (きくち よういち)
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配管部門 |
昭和59年に配管工として従事し,一級配管技能士として建物の用途を見極め,最適な管種や継手・工具を用いた配管技術に定評があり,その優れた技能が認められ,北海道渡島総合振興局長より卓越した技能者として表彰を受けている。また,職業訓練指導員や管工事業協同組合が実施する技能検定試験の実技講習講師として技能者の育成にも尽力するなど,後進の指導にも力を入れている。 |
酒井 諭 (さかい さとし)
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調理部門 |
昭和57年から調理師として従事し,常日頃より地場食材の味を引き出す調理法を研究し,食材の特性に合わせ風味や旨味を逃さず均一に調理することが出来る「真空低温調理法」を用いた技術には定評がある。また,料理長として,職場の調理師をコンクール入賞へ導くなど,広く後進の指導育成にも力を注いでいる。技能の優秀さと後進の指導育成に尽力したことが評価され全日本司厨士協会アカデミー章銅章を受賞している。 |
西山 智之 (にしやま ともゆき)
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塗装部門 | 昭和56年から塗装工として従事し,現場の実践の中で技能の研鑽に精励し、一級建築塗装技能士,一級鋼橋塗装技能士として,外壁や屋根等の塗装工事を数多く手がけ,環境保全に配慮した施工技術は業界でも高く評価を得ている。また,職業訓練指導員として技能講習の講師を務めてきたほか,技能検定試験の首席検定委員としても後進の指導育成に尽力している。 |
二本柳 司 (にほんやなぎ つかさ)
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調理部門 | 平成6年から調理師として従事し,中国料理一筋にその知識と技術の研鑽に精励し,社団法人北海道全調理師会調理技能コンクール金賞,国産ニジマス中国料理コンクール全国内水面漁業協同組合連合会長賞,アルザス・ローヌワイン中国料理コンクール準グランプリを受賞している。また,料理長として,職場の調理師をコンクール入賞へ導くほか,日本中国料理協会函館支部技術委員長として,後進の指導育成に尽力している。 |
山本 忠 (やまもと ただし)
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造園部門 | 昭和62年に造園工として従事し,家業の後継者としてたゆまぬ技能の錬磨により,一級造園技能士として高度な施工技術を有し,なかでも垣根やオブジェ製作における,その独創的な作庭技術は管内でも高く評価されている。また,職業訓練指導員として技能者を育成する指導者に対し自らの技術を伝承しているほか,造園建設業協同組合の研修会では主席講師として後進の指導育成にも尽力している。 |
過去の受賞者について
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