公開日 2023年11月30日
プラスチックごみ削減イベント「大森浜ビーチコーミング」海岸探索&アート作品づくりを7月22日(土)に実施しました。当日は,23人の皆様にご参加いただきました。
ビーチコーミングは,海岸の漂着物を採集して観察することです。
漂着した自然物(海藻,貝殻,流木など)や人工物(プラごみ,シーグラスなど)は,海からのメッセージです。
地球環境について考えてみませんか。
令和5年度実施内容
日時
令和5年7月22日(土)10時~12時
場所
ビーチコーミング:大森浜(函館市立あさひ小学校裏あたり)
アート作品づくり:函館市立あさひ小学校2階図工室
内容
大森浜の漂着物の採集を行い,地球環境や海洋プラスチック問題などを考えるとともに,その採集物を活用してアート作品を作りました。
・回収漂着物重量:22.5kg (内プラスチック製品重量:16.1kg【回収物全体での構成比 71.6%】)
環境学習講師および協力団体
雁沢 夏子 氏(函館市立鍛神小学校,函館中部高等学校非常勤講師)
アート作品づくり指導 アースデイ函館実行委員会
参加者数
23人(10組) 内訳:小学生13人,保護者10人
当日の実施状況写真
事務局からスケジュール説明 |
講師からビーチコーミングの説明 |
海岸漂着物の回収 |
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講師から漂着物の説明 |
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漂着物の分別 |
講師からの回収した漂着物の説明 |
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海洋プラスチック問題の講話 |
漂着物を使ってのアート工作 |
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アート作品 |
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参加者アンケート結果
イベント終了後に,海洋プラスチックごみに関する認識や環境に配慮した行動について,アンケートを実施しました。
アンケートの結果から,
1 海洋プラスチックごみに関する知識の認知度について,
・海岸にごみが多いこと
・海岸にプラスチックごみが多いこと
・海岸のごみは,陸から出たごみが多いこと
・海には,ごみが多いこと
・マイクロプラスチック問題について
上記の認知度が向上しました。
2 環境に配慮した行動について
・ごみの分別をする。
・外出したとき,ごみの持ち帰りをする。
・ボランティア清掃に参加する。
上記の行動変容が推進されました。
アンケート結果の詳細R5アンケート結果.pdf(1MB)
令和4年度実施内容
イベントには16人の方のご参加をいただきました。
少しだけ風が強い日でしたが,天候にも恵まれ,大森浜ではたくさんの漂着物を拾い,地球環境や海洋プラスチックごみ問題を学ぶことができました。
あまりシーグラスや貝殻などのアート作りの材料は漂着していませんでしたが,参加者の皆さんは,さまざまな発想でアート作品づくりに夢中になり,楽しいイベントになりました。
イベントの様子
○講師の雁沢先生からビーチコーミングの説明
○ビーチコーミング
○回収した漂着物を種類ごとに分別
○回収した漂着物は全部で9.6kgありました。
○雁沢先生から漂着物の海洋プラスチック問題について聞きました。
○アースデイ函館実行委員会の指導を受けてアート作品づくりに
取り組みました。