公開日 2022年03月08日
更新日 2022年04月01日
恵山教育事務所ではCSえさん小学校運営協議会と連携し,地元の市立えさん小学校の児童が冬休みを利用して地域高齢者とともに環境問題を学ぶとともに,コロナ禍が要因で不足している子どもの居場所づくりを行うことを目的として標記事業を開催しました。
【日 時】
令和3年1月8日(金)10:30~12:00
【場 所】
函館市恵山コミュニティセンター
【主 催】
CSえさん小学校運営協議会
【後 援】
函館市教育委員会
【協 力】
函館市社会福祉協議会恵山支所
函館市恵山子ども会育成連絡協議会・わんぱく広場
【概 要】
まずは運営協議会 地域コーディネーターの 廣島 千年 氏が開会のご挨拶を行いました。
続いて,同協議会の委員長である 三好 ひとみ 氏から「短い時間ではあるがソーシャルディスタンスを保ちながら最後まで楽しんで欲しい」とのご挨拶がありました。
講演会は函館市環境部環境総務課の 佐藤 弘康 主査をお迎えしました。
まずは地球温暖化を解説した電子紙芝居と環境問題に関するクイズに挑戦!
参加者と一体となったやりとりで会場を盛り上げました。
続いて,3種類の電球の明るさの違いを比較するため,ハンドルを手で回し電球を光らせる器具を用い,市立えさん小学校の児童2名が実験を行いました。
続いて,尻岸内八幡神社神楽保存会により,今年1年の無病息災などを願い,ご祈祷を行い,その後,荒木 力弥 宮司の司会進行により松前神楽の解説や演目説明などを行いました。
演目の1つ目は『利生舞』。2人舞で神様の恵みを頂いて人々の幸せを祈願申し上げる舞と云われています。
地元の市立恵山中学校の生徒によるもので,実に見事な演舞でした。
2番目の演目は『三番叟舞』。大変健康で元気な老翁が,まだまだ若い者には負けずに舞い遊ぶ姿を表した舞と云われています。
しなやかな動きが印象的な素晴らしい演舞でした。
3番目の演目は『四箇散米舞』。唯一の4人舞で弓矢と剣と刀の3つの武器を持ち,その上に折敷を載せて舞うため『四箇散米舞』と云われています。
こちらも市立恵山中学校の生徒4人による堂々とした見事な演舞でした。
最後の演目はお馴染みの『獅子舞』。十二手獅子舞とも云われています。
舞台での演舞のほか,獅子舞が客席を練り歩き,参加者の子どもや大人の頭をかむ姿に拍手と歓声が巻き起こりました。
公演後,ご来賓として教育委員会学校教育部学校教育指導監の 菊池 守晃 氏からご講評を頂き,最後に閉会挨拶として,市立えさん小学校 校長の 盛 健 氏から「お集まり頂いたご来場の皆様に御礼申し上げたい」とのお話を頂き,お開きとなりました。