公開日 2021年01月15日
更新日 2021年12月14日
定例記者会見
日時 令和2年12月25日 金曜日 午後2時30分
場所 市役所8階大会議室
【会見事項】
・各社質問
幹事社質問
(幹事社)
市長に2点お伺いしますが、今年もあとわずかになりまして、今年の振り返りと来年の抱負が1点目で、もう1つはコロナ禍での年末年始を迎え,改めて市民に呼びかけたいことなどがございましたらお願いします。
(市長)
今年を振り返ってということですが、何度振り返っても新型コロナウイルスのことしか思い浮かばない最悪の1年だったなと思っています。
これまで、東日本大震災や北海道胆振東部地震の全道ブラックアウトなど大きな災害もありましたけれども、これだけ長期にわたって、1年中、不安と我慢を強いられ、しかも世界中が同じような状態で活動を制約され、それがまだ続いているという本当にひどい1年だったと思います。
函館で初めて感染が確認されたのは2月22日で、10月までは感染者が一桁でしたが、11月の第3波になってから急激に増えて現時点で130人を超え、今日も5人となっています。市民生活も従来どおりというわけにはいかなかったし、社会経済活動もいまだに大きな影響を受けています。
とりわけ観光都市である函館で観光客が半減し、今Go To キャンペーンも中断して、なおさら厳しい年末年始になっていますし、クルーズ船に至っては50隻を期待していたものがゼロという状況になって、観光だけではありませんが、とりわけホテルや旅館、航空や鉄道、船舶、飲食、サービス業、小売業など厳しい状況がいまだに続いています。
そうした中で、緊急の補正予算を編成しコロナ対策にあたってきたわけですが、私どもとしても感染予防や経済対策などさまざまなものに追われた1年だったと思っています。後々になって振り返りたくない年となると思います。ただ、記憶の中にはものすごく残るんだろうなと思いますけれども、記憶の彼方にということに早くなればいいなと願っています。
来年の抱負ということもありましたが、まずは何といってもこの状況を収束させていくことが大事で、コロナを収束させないと、もう何事も始まっていかないという状況に追い込まれているというのが現実です。
2月末には医療従事者からワクチンの接種が始まって、3月には高齢者、そして順次皆さんにまでということで、6月ぐらいまでに一定程度めどをつけたいということが国から発表されているようでありますが、ワクチン接種が早期に実施され、函館市も準備を進め始めていますけれども、それが順調にいって、コロナの勢いが少しでも止まって、収束に向かって動き出すということを、まず期待しています。それまでは、市内の感染状況や社会経済情勢を注視しながら、感染拡大防止に努めるとともに、経済の対策を講じながら、出来るだけ経済を維持していくことに努めていきたいと思っています。
一方で、コロナを離れると、力を入れてきた「日本一の福祉都市をめざす」ということが、私の今任期の一番の政策ですから、市内10か所の福祉拠点づくりや子ども・子育て関連の施策の充実といった、日本一の福祉都市に向かっての歩みを着実に推し進めていきたいと思っています。
来年は丑年で、私は6回目の年男です。東京オリンピックの開催や縄文の世界遺産の決定など、コロナの収束とともに雰囲気が大きく変わっていく1年になることを期待しております。来年こそは、そういった状況が生まれて、まちに活気が戻って良い年になることを願っています。
それからもう1つ、年末年始で改めて呼びかけたいことということであります。昨日、知事からメッセージが出されています。静かな年末年始ということを訴えておりまして、「年末年始は、普段一緒にいる方と自宅で過ごしましょう」、「普段一緒にいない方との会食は控えましょう」ということが、知事と札幌市長、北海道市長会の会長、北海道町村会の会長、4者の連名で出されていますから、歩調を合わせて、函館においてもなるべく人の集まるようなところに出かけないで、静かなお正月をお願いしたいと思っています。
また、集中対策期間ということで、札幌市と旭川市にはかなり強い措置が継続されるようですが、函館においては、札幌市との不要不急の往来を控えるということと、例えば東京都など、都府県において外出自粛など行動制限が要請されている地域との不要不急の往来を控えるということを市民の皆さんにもお願いしたいと思います。札幌や東京などとの往来は出来るだけ控えていただきたいということです。
あわせて5人以上や2時間を超える長時間の飲食を控えることや「新北海道スタイル」の実践を宣言していない店舗や施設の利用を控えるということも訴えられていますし、マスクの着用や手洗いなど従来からお願いしてきていることを改めて徹底してくださいということであります。
函館の場合は、11月から急激に感染者が増え、今日時点で130名を超えているわけでありますけれども、ほとんどが札幌由来でありまして、札幌との行き来の中で感染が広がってきています。札幌に住んでいる親族のもとに出かけて行って、感染して帰ってくる。あるいは、札幌から親族が来て、同じ住まいで寝泊まりして感染するというようなことで、それが家庭内、職場内、仲間内という形で広がっているケースがほとんどです。
とりわけ最近は、60歳以上の方の感染が目立っておりますけれども、60歳以上の方が突然どこか外部との接触で感染して持ってくるんじゃなくて、一緒に住んでいる人や活動をともにしている若い人たちが、どうも感染を持ち込んでいる。その若者たちは無症状なので気が付かない。高齢者が感染して顕在化して、PCR検査をすると陽性。それで関連した濃厚接触者を調べてみると、どうもこの人が元じゃないかなと思うんだけれども、調べてみると、もう陰性になっているというようなケースが見受けられます。
だから自分の周りには、ある程度、症状は現れてないけれども感染している若い人たちがいると思っていただかなければならないと思っております。とりわけ高齢の方、あるいは基礎疾患のある皆さんというのは、身内といえどもというより、逆に身内から感染しているということを訴えたいと思っておりまして、とりわけこの年末年始は親族が帰って来たり、親族のもとに出かけるということが多くなります。帰省してくる方々との接触も増えるだろうと思いますので、決して油断することなく、そういう中で十分に注意を払っていただきたいと思っております。
お盆の時期もちょっと心配していましたが、幸いにしてあの時期は、お盆を過ぎても感染者が増えるとか、それによる接触でというようなことはありませんでした。この年末年始もぜひそうなるように、皆さんにお願いを申し上げたいと思います。
各社質問
(記者)
今の年末年始の呼びかけのことで、追加でお伺いしたいんですけれども、帰省して来る方との接触に油断することなくというご発言がありましたが、もう少し強いメッセージで、なるべく札幌や旭川、東京といった感染拡大地域からの帰省は出来ればしないでくださいというような強いメッセージの発出はありますか。
(市長)
函館の今の現状から言うと、十分な注意さえ払っていただければ、来るなというような言葉で私から申し上げるつもりは、現時点ではありません。
(記者)
集中対策期間の延長やGo To トラベルの一時停止ということを受けて、観光客の方には、函館に来る際の呼びかけとか、出来れば控えてほしいとかっていうような呼びかけはありますか。
(市長)
来てほしいとも、控えてほしいとも、どちらともありません。ニュートラルな状態で、自然な状態に任せ、私の意思で来ないでくださいとか、ぜひいらしてくださいとか両方とも申し上げるつもりはありません。
(記者)
来週の月曜日からGo To トラベルが全国で一時停止が決まったこと自体については、市長はどう受け止めていますか。
(市長)
一時停止を28日までどうして待っているんだろうという気がしています。早ければ早いほうが感染の拡大は止まる。いまだに東京なんて毎日更新している状況で、28日までというのは、私には、あの時点でも理解できなかったんですが、準備に2、3日かかるとしても、28日まで待たなければならない理屈というのは分からなかったんですが、Go To トラベルの中止自体は、今の全国的な状況を考えるとやむを得ないと思っています。
(記者)
Go To トラベルの一時停止は、今のところ1月11日までですが、函館市は独自に2月から宿泊料の半額補助などを予定されていると思います。対策会議のほうでは、現時点では、積極的にPRすることは中止するけれども、2月から実施する予定だというお話でしたが、お考えは変わっていないのでしょうか。
(市長)
私どもの半額キャンペーンは2月と3月ですから、まだ今の段階で中断とかやめるとかということはなく、予定どおり行っていきたいと思います。
ただ、Go To トラベルの一時停止が11日までということが、いまだに東京あるいはほかの地域、神奈川や京都などもですかね、過去最多を更新している状況の中で、11日までというと、もう2週間ぐらいしかないわけで、もう止まり出していないと、解除できるような状況に果たしてなるのか。場合によっては、感染者が大幅に減っていかないと、北海道はだいぶ落ちてきているのが目に見えているけれども、それでも100人を超えている状況の中で、11日までで12日から再開ですという状況になるかというと、なかなか厳しいかなと思っていますので、その辺の状況も判断しながらですが、私どもの割引はあくまでも2月と3月のものなので、今の段階では予定どおり進めていきたいと思っています。
(記者)
来年は、北海道新幹線の開業から5年という節目を迎えます。開業からの5年を振り返って、市長としてこの節目をどのように迎えたいと思っていますか。
(市長)
開業の年は、560万人と観光客が過去最多になって、翌年は若干落ちましたが、その後また右肩上がりにせっかく伸びてきたところで、このコロナにぶつかりました。
インバウンドも含めて順調に伸びてきたのは、東北などからも来たりと新幹線のもたらす効果もあったと思うんですが、それがこのコロナでいったん全部ご破算になっているわけですから、収束した時点でもう一度、観光については新幹線だけではなく、また再出発すべきことが多々あります。
航空路線は台湾便が全て運休しているとか、客船なんかもそうですけれども、新幹線開業で本来は、これからも伸びていくだろうという予測だったのが、ちょっとこの1年、そしてもう半年くらいはなかなか厳しいかなと思っています。今収束もしていないのに、新幹線開業5年だからってイベントやお祝いをするというような雰囲気ではありません。
10年とか50年とかと違って、5年ということになるとそこまで強い思いというか、新幹線がらみで次の大きな出来事というのは10年後の札幌延伸で、そこに向けたものが強くて、5年でどうこうという思いは、自分の中にはあまりありません。
(記者)
さきほどの年末年始の行動の呼びかけで、帰省に関しては前回の記者会見で、市長は顔を見知った親族や家族でも、家の中とはいえマスクを極力して会話等をしてほしいとのことでしたが、これは今でも変わりませんか。
(市長)
変わりません。本当は、帰省して来る人には、出来れば親や祖父母がいる実家ではなく、ホテルに泊まってもらいたい。だけどそこまで言うのは酷かなと思っていて、実際はそのぐらいの気持ちがあります。帰省してきて会いたい気持ちは分かります。けれども、とりわけ高齢者のいる家庭については、寝泊まりはホテルにして、ちょっと顔を出すとかまちを歩くぐらいは構わないと思いますが、本当はそれぐらいの気持ちであります。
まずは、親族と会うときもマスクをしてもらうとか、会食などに当たっては十分気を付けてもらうとか、来る側の人は、函館での感染のほとんどが札幌などから来ての感染ということは分かっていないはずで、受け入れる側の人も分かっている方と分かっていない方がいますので、その辺は周知していく必要があると思っています。
(記者)
不要不急の外出の範囲というのはなかなか難しいと思いますが、函館でも2日に初売りもありますし、例年より人出は減ると思いますが大きな神社などに人が出ると思いますし、ロープウェイや五稜郭タワーも年越しのカウントダウンなどはないようですが、普通の営業はするということなので、観光客は自然体で来る人は気を付けて来てくださいということでしたが、市民に対しても家から極力出ないでというよりは、気を付けて行動してくださいというぐらいのお願いになりますか。
(市長)
知事は全道一律で考えざるを得ないので、札幌と旭川だけに強い要請をして、他の皆さんは11月以降のお願いだけ守ってくださいというようなことは、知事の立場では難しいと思います。
私は、函館市長として函館の現状を考えると、そんなに自宅に監禁状態で閉じこもってくださいというような状況ではないと思います。11月以降、急増した際に、さまざまなお願いをしてきましたが、それをこの年末年始も心掛けていただきたい。不要不急な外出というと、年末年始は逆に普通そんなに外出しません。働いている会社に行くわけじゃないし、学校に行くわけじゃないし、せいぜいデパートで買い物したりぐらいですが、店側も特別なセールなどを控えたりしているだろうし、神社も分散参拝をお願いしたりしているので、その中で、各自市民の皆さんの判断で慎重に行動していただければと思います。
自宅にいてテレビばかり見たり、本ばかり読んで、黙っていてくださいとというお願いは、函館市長として今市民に投げかけるつもりはありません。
(記者)
今週、鈴木知事が来年度の道予算の編成方針について、当然コロナ対策に力を入れるということをおっしゃっていましたが、市も年が明けたら予算編成作業が進んでいくと思いますけれども、先ほどのワクチンの普及とかがあるとはいえ、今年負った傷は深いし、当然すぐに完全に予防できるという状態にはならないと思いますけれども、やはりコロナ対策が重点項目になりますか。
(市長)
これは日本中、国もそうですし、都道府県も市町村も共通ですよ。やはりこれを収めないと、次の何をやろうにも進めないというのが実態で、この1年間を見ると我々も随分、基礎的に市民サービスを低下させたということはないと思いますが、さまざまな事業や進めなければならない政策が人が集まれないというようなことがあって、なるべく遅れないようにしていますが、やはり少しずつ遅れています。だからまずは、コロナを収める必要があります。
予算的な面で、今年度は340億円ぐらいの補正予算を組んで、その中で一番大きいのは国民1人あたり10万円の250億円ぐらい。ワクチン接種が見えてきた中で、そういうことをもう1回やるのかなというと、ちょっとそれはないと思います。そうするとどのような予算になるのか。
国は、1兆5,000億円の地方への交付金を計上していて、そのうちのいくらが函館市に配分されるのかはまだ分かりませんが、市としてこういうことに取り組みたいということを各部において今検討して、それを財務部が集約して、金額が決まればその中で事業を選択していくということになります。
コロナ対策は、今年度中に補正予算で組むものもあれば新年度で組むものもありますが、それを福祉や教育、あるいはまちづくりの予算と同列で一緒にしてしまうということはありません。予算編成上は区別しながらやらないと、従来のものが壊れてしまうということもありますので、うまく並行しながらやっていきます。
もちろんコロナ対策は重要で、必要なお金はかけていきます。
(記者)
つい先ほど、市内2例目のクラスターが発表されましたが、市長の受け止めはいかがでしょうか。
(市長)
今日は薬局ということで発表していますが、結構大きく、バックヤードも含めて、20人近い従業員がいるところであったということです。幸いにしてというのか、そこはある病院の患者さんの薬を調剤するというのが主な業務で、かなりガードをされていたということで、薬を受け取りに来る人には濃厚接触者はいないということです。私が聞いて一番心配したのは、薬局に薬を受け取りに来た患者さんに感染させたりして、それが病院に持ち込まれたら大変なことになるなと思ったんですが、幸いにしてそこには至っていないということなんです。
先ほど言いましたように、無症状ですから、陽性が出たときには広がっている可能性があります。今回もたぶんそうなんだろうと思います。調べてみたら、ぞろぞろと陽性の人が出てきたけれども、症状が出たのは1人だけでした。
そういう意味では油断できませんが、今回のこのクラスターもたぶん、まだ分かりませんが、今接触者もある程度把握出来て、これ以上拡大しないかなっていう状況にあると保健所長から聞いています。
いずれにしても、感染者が非常に多い都市は病院や高齢者施設などのクラスターですから、幸いにして函館市ではまだそういう状況が生じていませんけれども、これからもとりわけ、病院や高齢者施設には注意をしていきたいと思っております。
(記者)
大間町長選挙についてですけれども、市長は大間原発について凍結を訴える立場ですが、今回の町長選挙では、原発の推進、反対については、争点が明確になっていないという選挙戦になっています。このような形での選挙戦について、どのように見ていらっしゃるか、もしくは受け止めていらっしゃいますか。
(市長)
どういうふうにも見ていないし、何の受け止めもしていません。函館市は、国と事業者を相手に裁判を起こして、今はその真っ最中なわけで、大間町長選がこれに影響を与えるとも思わないし、どなたが大間町長になられても、それで原発政策が変わるわけではないし、大間原発がどうなるかなどの話でもありません。
そういう意味では、関心がないというか、失礼ですが、どこの自治体の首長選にも、私自身はそんなに関心がありません。例えば知っている人がなったとか、むしろ結果が気になるのは、県庁所在地の市だとか道内の大きなまちには興味がありますが、大間町のことに何か思いがあるかというと、特別ありませんし、申し上げる立場にもありません。
(記者)
2例目のクラスターの話に戻りますが、今回はだいぶ感染経路等が追えているということですが、2例目のクラスターが起きたこと自体については、やはり危機感、緊張が走ったんでしょうか。
(市長)
それはそうですよ。クラスターが起きればどきっとします。しかもそれが薬局ということになれば、当然病院とのつながりを連想するので、そこは一瞬どきっとしましたけれども、感染したと思われる原因もある程度分かっているし、広がっていった経緯もある程度分かっているようで、そこから家族に広がっていってるということがありますが、そこもだいたい調査をしているので、これが他の感染拡大している地域のようにどんどん拡大していくとの心配はしていません。本町の飲食店で発生したときのように、どっちに行ってしまうかなということよりは、まだ抑えきれるかなと思っていました。
(記者)
旭川などでは、入院する際のPCR検査で陰性だった人が、実は後に陽性が判明したりということで病院クラスターが発生したのではないかという話が出てきていますけれども、やはり入院する患者さんへの最大限の警戒というのが、こういう事例が出てくると必要になると思います。函館市でも、先日、函病でもいろいろあったと思いますが、病院クラスターが起きないように、改めて対策を強化されたことなどがあればお知らせください。
(市長)
今時点では、とりわけ11月以降やってきていることから最近強化したとか強化するということはありません。確かに函館病院所属の医師ではありませんが、陰性だった結果が一週間以上たってから陽性に転じて、函館病院で勤務した数日のうちに熱が出てということがありましたが、早めに分かって、看護師2人の感染で収まっています。
それから、新たに入所する高齢者に市が無料でPCR検査をして入所してもらったところ、その人が入所時は陰性だったけれども、入ったあとで発症した例があって、これもひやっとしましたが、その人だけで収まっているとかいろいろあります。
だから必要に応じてPCR検査をきちんと早め早めにやっていかないと、手遅れになって大変なことになります。入院患者さんはそんなにあちこち動くわけではありませんので、とりわけ看護師さん、無症状で感染している看護師等があちこちに広げてしまって、全然分からないまま2週間ぐらいして、患者などほかの人を検査したときには、もう何十人にもなるというようなことがありますので、それには気を付けるように申し上げております。
(保健福祉部長)
具体的に新しいことを今すぐにということはありませんが、やはり医療機関や介護施設におけるクラスターというのは、非常に大きなこととなりますので、改めて年明け早々にも、医療や介護の関係者が集まって意見交換し、さらなる対策をし感染予防の徹底を図ってまいりたいと思っています。
(市長)
旭川や札幌での経験がだいぶ積まれて、勉強効果が出て、こうすれば防御できるのではないか、拡大する前に何とか抑えられるのではないかということもだいぶ分かってきているので、早め早めにいろいろな手を打っていけば、何百人という規模のクラスターは、今後それほど生じてこないのかなとは思っています。
病院や介護施設だけが突然なるのではなく、やはりそういうまちは飲食街などでかなり感染の可能性が高まっている地域で、函館はそこまではまだいってないけれども、若い無症状の人がぽつぽつ出て、高齢者に感染させるという例が見受けられますので、注意は必要だなと思っています。
記者会見動画(YouTube 函館市公式動画チャンネル)
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