公開日 2021年03月17日
更新日 2022年03月10日
開催概要
「函館市教育振興基本計画」に掲げる「函館の教育がめざす人間像」の実現に向けた教育委員会の取組を市民に周知し,教育の振興を図るため,函館市教育振興フォーラムを開催しています。
今年度は,学校における働き方改革をテーマとし,新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ,フォーラムを紙面で開催することといたしました。
はじめに
函館市教育委員会では,学校における働き方改革を推進するため,平成29年12月に「教職員の業務改善のための取組」(令和2年3月改訂)をとりまとめ,学校と教育委員会においてさまざまな取組を進めてきたところです。毎年行っている教職員アンケートでは,勤務時間の減少を感じていると回答している割合が増加してきており,一定の効果が表れているものととらえております。学校をはじめ,保護者の皆様のご理解・ご協力にお礼申し上げます。
さて,このたびの教育振興フォーラムでは,「学校における働き方改革~これまでとこれから~」と題し,教員の部活動負担や長時間労働などの研究を行っている,名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授 内田 良 氏に基調提言をいただいたほか,北海道教育委員会の「働き方改革推進事業」および本市の「業務改善推進のためのモデル事業」の指定校である函館市立五稜郭中学校の実践報告や職員へのインタビュー,そして学校や保護者,行政の代表者による対談を行いました。
本フォーラムを通じて,保護者の皆様には,学校の現状や課題に対する理解を深めていただくとともに,各学校においては,毎日元気に子どもたちの前に立ち,未来につながる力を育む教育を行うために必要な取組がより一層進むことを願っております。
おわりに,本フォーラムの開催にあたりまして,ご多用の中,基調提言をいただきました名古屋大学大学院 内田 良 准教授をはじめ,実践事例の提供やインタビューにご協力いただいた五稜郭中学校 木村 雅彦 校長と同校職員の皆様,対談パネリストとして貴重なご意見・ご提言をいただきました,函館市PTA連合会 干山 毅 会長および北海道教育庁教職員局教職員課 毛利 繁和 主幹に対しまして,深く感謝申し上げます。
令和3年(2021年)3月
函館市教育委員会 教育長 辻 俊行
基調提言 「みんなで『子どものため』から降りる」
学校における働き方改革について,名古屋大学大学院 内田准教授から,基調提言をいただきました。
提言者
内田 良(うちだ りょう)氏 (名古屋大学大学院教育発達科学研究科 准教授)
概要
学校の働き方改革は,「教育関係者すべて」に求められている重要課題
教員が健康であってはじめて質の高い学校運営が可能
事例発表 「五稜郭中学校における働き方改革」
北海道教育委員会の働き方改革推進校となっている五稜郭中学校の取組内容について,木村校長から発表いただきました。
発表者
木村 雅彦(きむら まさひこ)氏(函館市立五稜郭中学校 校長)
インタビュー
五稜郭中学校での働き方改革の取組について,校長,教頭のほか,2人の教諭にお話しを伺いました。
特別対談 「本気で取り組む働き方改革」
「本市で進められてきた学校における働き方改革の取組」と「今後の働き方改革」について,学校,保護者,行政,それぞれのお立場から,お話しいただきました。
パネリスト
木村 雅彦(きむら まさひこ)氏(函館市立五稜郭中学校 校長)
干山 毅(ほしやま つよし)氏(函館市PTA連合会 会長)
毛利 繁和(もうり しげかず)氏(北海道教育庁教職員局教職員課 主幹)
市教委の取組
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