「持続可能な開発目標（SDGｓ）」について

「持続可能な開発目標（SDGｓ：エスディージーズ）」とは

 

SDGsは，持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）の略であり，「誰一人取り残さない（no one will be left behind）」社会の実現のために達成すべき課題とその目標のことです。

2015年9月に国連の「持続可能な開発サミット」で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」（「2030アジェンダ」）が採択され，その中に2030年までに先進国と開発途上国が共に取り組むべき，経済・社会・環境をめぐる幅広い課題の解決をめざす目標である「持続可能な開発目標（SDGs）」として17のゴール（目標）と169のターゲット（取組み・手段）が掲げられました。（17のゴール（目標）については下図参照）

国の取組

2015年に国連でSDGsが採択された後，我が国では2016年5月に総理大臣を本部長，全閣僚を構成員とする「SDGs推進本部」を設置し，国内実施と国際協力の両面で率先してSDGsに取り組む体制を整えました。その後，日本の取組指針となる「SDGs実施指針」を策定したほか，SDGｓ推進のための具体的施策を取りまとめた「SDGｓアクションプラン」を公表しています。

・日本におけるSDGsの取組について（JAPAN SDGs Action Platform：外務省ホームページへリンク）

 

北海道の取組

北海道は，2018年4月に北海道SDGs推進本部を設置の上，同年6月に発表された「SDGs未来都市　※」の選定を受けています。また同年12月には北海道SDGs推進ビジョンを策定して，取組を推進することとしています。

・北海道SDGs推進ビジョン（北海道ホームページへリンク）

※「SDGs未来都市」とは

SDGs未来都市とは，SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から，特に，経済・社会・環境の三側面 における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として選定されたものを指す。（SDGs未来都市等募集要領より抜粋）

 

函館市におけるSDGｓの推進

函館市のめざすべきまちの将来像実現に向け，2017年に策定した「函館市総合計画」に掲げる「5つの基本目標」と「20の施策」はSDGｓのめざす目標とその方向性を同じくするものであり，基本構想に基づく個別行政分野における各種施策がSDGｓの推進につながるものと考えています。

このことから，総合計画をはじめ，個別行政分野における施策の基本方針を定める計画等の策定または改訂にあたっては，世界共通の目標であるSDGsとの関連性を明確にするなどSDGｓの視点を反映するとともに，各種計画の方向性等をわかりやすく市民の皆さまへ周知していくこととしています。

・函館市総合計画についてはこちら（函館市ホームページへリンク）

 

函館市総合計画の施策とSDGｓの目標の関係

函館市総合計画の施策と関連性のある，SDGｓの目標を記載しています。

 

基本目標1：まちの賑わいを再生し未来へ引き継ぎます

1.　観光・コンベンションの振興：

2.　農林水産業の振興：

3.　商工業の振興：

4.　新産業の創出と企業立地の促進：

5.　学術研究機能の充実：

 

基本目標2：子ども・若者を育み希望を将来へつなぎます

6.　子ども・子育て支援の充実：

7.　学校教育・高等教育の充実：

8.　若者への支援の充実：

 

基本目標3：いつまでも生き生きと暮らせるまちをめざします

9.　 暮らしを支える福祉の充実：

10. 生きがいづくり・健康づくりの推進：

11. 安全に暮らせる市民生活の確保：

12. 安定した雇用の維持・創出：

 

基本目標4：日本一魅力的なまち函館を次世代へ継承します

13. 魅力ある景観・町並み・市街地の形成：

14. 文化芸術の振興と町並みの継承：

15. 国際化と地域間交流の推進：

16. 陸・海・空の交通網の充実：

 

基本目標5：持続可能な都市の基盤を構築します

17. 社会基盤施設の機能維持：

18. 公共交通の再編：

19. 防災対策の充実：

20. 環境保全の推進：