公開日 2018年12月25日
更新日 2021年12月14日
水痘(水ぼうそう)について
水痘(水ぼうそう)は,水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。
潜伏期間は感染から2週間程度です。
症状
発疹の出現する前から発熱が認められ,典型的な症例では,発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり,水疱,膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。水痘は主に小児の病気で,9歳以下での発症が90%以上を占めると言われています。小児における重症化は,熱性けいれん,肺炎,気管支炎等の合併症によるものです。
感染経路
空気中を漂うウイルスを吸い込むことによる空気感染,患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛沫感染,ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染です。
発疹出現の1~2日前から痂皮化するまで,周囲の方への感染の恐れがあります。
予防方法
予防接種が最も有効な予防法といえます。1回の接種により重症の水痘をほぼ100%予防でき,2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。
定期予防接種の対象者(1歳~3歳未満)は,公費負担(無料)で接種することができますので,「定期予防接種の概要」(子ども未来部母子保健課)のページをご確認ください。それ以外の方は自己負担(有料)での接種となります。
治療
基本的に薬物療法となります。
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