公開日 2018年03月13日
更新日 2021年12月14日
青森市側の交流団体:青森ジュニアオーケストラ
函館ジュニア・ドリーム・オーケストラについて教えてください
当時、大人が所属するオーケストラ団体はあっても、子どもが演奏に参加できるジュニアオーケストラがなかったため、函館にもジュニアオーケストラを設立したいという想いがきっかけとなって、財団法人函館市文化スポーツ振興財団(当時)が中心となって、音楽関係者に呼びかけて、2000年(平成12年)11月12日に設立されました。
団員・準団員は、2018年2月21日現在24名となっております。
■設立趣旨
当団は、音楽活動をとおして、青少年の健全育成を目指し、函館圏の演奏団体の音楽的基礎の拡充と底辺の拡大を図ると共に、質的向上を希求しひいては芸術・文化の振興に寄与すること、また、自らの手による自主運営の文化団体を目指すものとして、2000年11月12日に設立されました。
(参考 公益財団法人函館市文化・スポーツ振興財団ホームページより)
函館ジュニア・ドリーム・オーケストラの活動について教えてください
主な活動としては、秋に「定期演奏会」、3月に「団内発表会」を開催しています。
2003年から青森ジュニアオーケストラとの交流を開始し、お互いの演奏会に友情出演しています。
また、オーケストラ演奏に参加できる弦楽器奏者育成のため、ヴァイオリン初心者教室を開催しています。
そのほかの楽器についても、未経験者にも対応できるシステムが整いつつあります。
これまでの活動のなかで印象深い出来事などを教えてください
これまでの活動のなかで、活動を続けていくことが困難になりそうな時期もありましたが、多くの方々のおかげで、さまざまな支援を受けながら今日まで活動を続けてくることができ、大変感謝しています。
また、これまでの定期演奏会の中で、青森ジュニアオーケストラの方々の友情出演の他、函館少年少女合唱団の団員の方々や、北美原オーケストラの団員の方々の友情出演もあるなど、音楽をとおしてジュニア団体同士の素敵な交流ができたことも大変印象深いです。
青函交流事業について教えてください
すでに活動している青森ジュニアオーケストラの組織・運営方法などの良いところを学び、また、交流を通して団員に良い刺激をうけてもらうため、2002年(平成14年)、当団の指導者2名が、青森ジュニアオーケストラを見学視察したことをきっかけとして青函交流がはじまりました。
2003年から、それぞれの定期演奏会に友情出演する他、それに向けた集中練習や合宿等にも参加して、指導者同士・団員同士・保護者同士それぞれ親睦を深めています。
特に子どもたちはとても楽しみにしており、青函交流を通してさまざまなよい刺激を受けそれぞれの活動に活かしています。
また、泊まりがけでの参加は函館の団員同士も交流を深める良い機会になっています。
同じジュニアオーケストラとして、今後もさまざまな面で連携を深めながら素敵な関係を続けていきたいと思っております。
函館ジュニア・ドリーム・オーケストラの活動に参加したい場合はどうすれば良いですか
函館市芸術ホール内、事務局(55-3521)へお問い合わせください。
毎週日曜日の午前9:30~12:00に学校開放校を練習会場として活動しています。
練習の見学はいつでも受け付けています。ステップアップ(広報誌)などに定期演奏会や団内発表会のご案内を掲載していますので、お気軽にお越しください。
今後の函館ジュニア・ドリーム・オーケストラの目標を教えてください
成長期にある子どもたちの団体なので、メンバーの入れ替わりは避けられません。
その中で演奏レベルの維持と向上を目指すことは大変ではありますが目標でもあります。
また、函館市内のみならず広い地域から幅広い年齢層の子どもたちが集まる特色を生かし、一人一人の違いを認め合い、受け入れていく経験を積むことにより、心豊かに子どもたちが成長できる場でありたいと思います。
卒団生の中には、海外で子どものオーケストラ活動のボランティアに参加している者もおり、当団への参加が子どもたちの未来の可能性を広げていくきっかけになれば嬉しいです。
参考
・公益財団法人函館市文化・スポーツ振興財団ホームページ内の函館ジュニア・ドリーム・オーケストラの紹介ページ