公開日 2024年10月16日
更新日 2024年10月16日
男性家族介護者同士で介護の悩みを話せる場として,令和6年度4回目の「男性家族介護者のつどい」を10月4日(金)湯川寺にて開催し,6名(初参加1名含む)が参加。年に1回,働く世代も参加しやすいよう夜間開催。
ミニ講話テーマ 『認知症の方へのかかわり方~作業療法の視点から』
特定医療法人富田病院 作業療法士 江刺家 泰平氏を講師にお迎えしました。
認知症の方と向き合うためには,想いや気持ちだけでは難しく,認知症の方と介護者自身を守るための知識が必要。
・認知症の進行に伴い,理屈が通じなくなるが,表情や空気感は敏感に読み取ることはできること。
・何が正しいのかではなく,何がベストかを考えて,割りきること。
・家族は,現在の状態のギャップに苦しむことが多い,今の本人と思い出は区別する 等。
介護は長期戦であるからこそ,自分自身を大事にしてほしいとお話いただきました。
座談会
講師からの「その時あなたはどうする?」の問いに,参加者が経験を語るかたちで座談会へ。
Q1 食後に『ご飯はまだか?』と言われたら
「うちは食べさせましたよー。でも,あんまり食べられないんだわ。もう食べてるからね」
「父は相撲と野球が好きで,テレビを楽しみにしていたので,食事は相撲の後,野球中継の前って習慣化するように工夫してましたね」
Q2 夜間家を出て行こうとしたら
「夕方になると『帰る』って言ってね。車に乗せてドライブして,戻ると『ここはうちじゃない』って騒いで。大変でした」
「近所の人には事情を話しておきました,外歩いていたら気にかけてもらうように」等
夜間の時間と,会場の落ち着いた柔らかな雰囲気の中で,ついつい話が止まらなくなってしまいました。
また,次回お待ちしております。
次回のご案内:令和6年11月26日(火)10:30~12:00
ミニ講座「災害時の衛生~普段からの備え」
令和6年度のお知らせ(ちらし)はこちらをご覧ください。→「男性家族介護者のつどい」のお知らせ
このページに関するお問い合わせ先 |
保健福祉部高齢福祉課 家族介護支援・認知症担当 TEL:0138-21-3065 FAX:0138-26-5936 E-Mail:kazoku-kaigo@city.hakodate.hokkaido.jp |
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