公開日 2023年04月03日
函館市では不育症に関する検査や治療を受けている方の経済的負担を軽減するため,不育症治療費助成事業を実施しています。
対象となる検査・治療
- 不育症の因子を特定するための検査
子宮形態検査,染色体検査,内分泌検査,抗リン脂質抗体検査,凝固因子検査等 - 検査結果に基づく治療(過去に一度も治療を受けていない場合は対象となりません。)
手術療法,着床前診断,抗甲状腺薬,甲状腺ホルモン剤,インスリン,低用量アスピリン療法,ペパリン療法,カウンセリング等
対象となる方
2回以上の流産,死産(抗リン脂質抗体症候群の臨床所見を満たす者については1回以上の流産,死産)あるいは早期新生児死亡(生後1週間以内の新生児死亡)の既往がある方のうち,次のすべての要件に該当する方です。
ただし,同一の検査・治療に関して都道府県,政令市および他の中核市から同等の給付を受けた方または受ける見込みのある方は除きます。
- 申請日において函館市に住所を有する者
- 日本国内の産科または婦人科の医療機関(総合病院等院内の産科または婦人科も含みます。)で検査
または治療を受けていること。
助成の内容
検査・治療に要した費用に対して,1回の検査・治療につき10万円まで助成します。ただし,次のことにご注意ください。
- 「1回の検査・治療」とは,原則,検査と妊娠を経て出産等に至るまでに実施した治療となります。
- 医師の判断により治療を終了した場合については,検査と終了までに要した治療費を助成します。
- 検査の結果,医師の判断により治療を実施しなかった場合や,他の診療科(産科および婦人科以外)での治療となった場合は,検査に要した費用のみ助成します。
申請の手続き
検査・治療が終了した年度内に,原則として1回の検査・治療の終了毎に,終了した日の翌日から60日以内に申請(持参または郵送)してください。
※申請期限は毎年度3月末となります。
※書類の準備に時間を要するなど特別な事情があり,年度内の申請が難しい場合には必ず母子保健課に相談してください。
必要書類
書類はコピーではなく原本をお持ちください。また,同一年度内における2回目以降の申請では,記載内容に変更がない場合,3の書類については,提出不要です。
1 函館市不育症治療費助成事業申請書(PDFファイル)※両面を印刷してご使用ください。
2 函館市不育症治療費助成事業受診等証明書(PDFファイル)
(検査・治療を実施した医療機関が発行したもの)
3 住民票謄本(記載事項(個人番号を除く。)を省略していない発行日から3か月以内のもの)
4 検査・治療に係る領収書(原本)
5 その他必要事項を確認するための書類
※1の申請書,2の証明書,はホームページから印刷できます。また,函館市子ども未来部母子保健課(函館市総合保健センター1階)窓口でも配布します。