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市長定例記者会見(平成28年7月21日)

公開日 2016年11月28日

更新日 2021年12月14日

定例記者会見

日時 平成28年7月21日(木)

場所 8階第大会議室


【会見事項】

 

幹事社質問

 

各社質問
 

                                                          【一覧へ戻る】

 


幹事社質問

(幹事社)

もうすぐ新幹線開業から3か月が過ぎ、今月初めからJRなどの青森県・函館デスティネーションキャンペーンが始まり、これにあわせてはこだてグルメガーデンを駅前で開催しております。それぞれの手応えについてどのように捉えているのか、集客の状況も含めてお尋ねします。

 

(市長)

北海道新幹線が3月26日に開業し、開業後2日間は多くの人が来ましたが、その後4月当初は急激に伸びるという入り込みではなかったので、JR北海道など関係者は少し心配していたようですが、私はもともと本州のほうは桜が咲き、しかも異動や進学の時期なので、4月半ば過ぎまではそんなに急激には来ないと思っていました。

ゴールデンウィーク以降でしょうというお話もしていたのですが、新幹線の利用者が4月は1日平均5,600人だったのが、5月に入り、連休も含め平均7,600人。6月になるとさらに伸びて7,900人。7月や8月はもっと伸びるだろうと予測をしており、在来線時代の約2倍に乗降客が増えているということなので、期待どおりかなと思っています。

そうしたなかで、北陸新幹線の場合は飛行機の利用者が大幅に落ちたと聞いていますが、函館の場合は羽田便もほぼ前年並みを維持していますし、伊丹便はかなり伸びている状況にあります。そして意外だったのが、青函フェリーや大間フェリーが新幹線との相乗効果なのか非常に乗客が伸びているということで、期待どおりの新幹線効果を実感しています。

先日エージェントとお話をしたら、東京の本社からは、函館なら何人でも集客できるがホテルが足りなく、これ以上どうしようもないので、ホテルさえ確保してくれれば何人でも送るといった話があったと聞いています。

主要ホテルの宿泊客数については、5月実績でも前年に比べて10%以上増えており、5月がそうなら6月、7月、8月はそれ以上に増えると思います。昨日は湯川のあるホテルの経営者とお会いしましたが、かなり伸びているとお聞きしています。湯川の場合は、新幹線とアリーナ両方の効果で非常に伸びているということでした。また、観光施設についても、5月は前年に比べると、函館山ロープウェイが約8%、五稜郭タワーで32.4%伸びているということで、ホテルや観光施設の状況を見ると、多くの観光客に函館へ来ていただいていると感じます。

やはり開業前に2、3年かけて地域を挙げてPRをしてきたということと、マスコミの皆様のおかげでありますが、開業の半年くらい前から全国的にも報道していただき、函館の注目度が高まったということで、新幹線だけではなく航空機やフェリーなどにもつながっているものと思っています。

デスティネーションキャンペーンについては、JR東日本とJR北海道が連携して、PRや割引切符などを実施していますので、本格的には7月の後半、そして8月、9月まで、より一層効果が浸透してくるのかなと思っております。

ただ、問題はホテルが取れないとか新幹線の切符が取れない、とりわけ週末はそうした状況だとの声をお聞きしております。例えば、函館競馬も売り上げ自体は前年より10%も伸びているのですが、入場者数は2、3%減っています。切符や宿が取れない。競馬ファンは旅行者と違って1か月、2か月も前から予約して来るという人は少なく、近くなってから行ってみようと思っても、新幹線や飛行機が取れない、なんといってもホテルが取れないという状況が生じています。

先日中国に行ってまいりましたが、中国の航空会社の方からもホテルが取れない、羽田から運びたいが新幹線の切符が取れない、大型バスが確保できないといったことで慎重になっているというお話もありました。

なかなか簡単に解決できる問題ではありませんが、来てくれる人がいるのにそうした状態にあるというのは非常にもったいないと思っています。

青森の経済人などからも、函館で宿が取れないから青森に泊まる人も結構増えたと聞いていますし、先日新幹線関係の期成会があり、周辺の首長たちからも函館が満室なら、我々の所にも泊まってほしいというお話もありました。函館だけにとどまらず、下北などにもフェリーで渡り、大間やむつを回って七戸十和田、八戸に行って新幹線で帰るというような動きも出てきており、そうしたパック商品も好調だと聞いていますので、我々としてはこの勢いが寒くなっても持続するように取り組んでいきたいと思っております。

はこだてグルメガーデンは、7月と8月の2か月間にわたって駅前で開催するわけですが、函館ではこうして2か月間継続するイベントは初めてとなります。

来場者の推計は20日あまりで4万人くらいということで、週末になかなか天候に恵まれず、期待していたよりも少ないかもしれませんが、これから北海道の屋外でのビールなどが好まれると思いますので、天候次第では大幅に増えてくれるのではと思っています。私も何度か顔を出しましたけれども、雰囲気的にはとてものんびりしながら喜んでいただけるのかなと思います。ファミリーや若いカップルが多く、とりわけ地元アーティストの演奏や歌を聞きながらというのが、函館にはなかなかそういう雰囲気の場所がないので、地元の皆さんにも非常に喜んでいただいていると思っています。

また、今月29日には、キラリス函館の1階部分、カフェバー、スイーツ、ベーカリー、お土産品店などがまずオープンしますので、駅前ももっと賑やかになると期待しています。

 

(幹事社)

新幹線の切符や宿がなかなか取れないとのことで、すぐ対策するのは難しいのかなと思いますが、例えば新幹線の臨時列車の運行や、宿については周辺地域等も視野に入れた宿泊先の確保や、最近話題の民泊などについては何かお考えはありますか。

 

(市長)

臨時列車については、お盆の時期などでJR北海道も意向を示しているようで、また函館に着いてからの特急もニセコ経由の運行など工夫をされているようなので、札幌に向かう便も増便される可能性があると思います。ただ新幹線の発着状況は、こちらに余裕があっても東京駅には北陸、上越、東北、東海道、さまざまな新幹線の発着枠があり、簡単にはいかない。分刻みというよりも秒刻みというような混み合いなので、簡単に増発ということにはならないと思っていますが、JR東日本も今回のキャンペーンに参加していますので、JR東日本とJR北海道が協力してやっていただけるものと考えています。

また、宿の点では、ホテルの建設計画は3つ4つあるのですが、まだ具体的に開業をするという状況にはなく、すぐ対応できる話ではありませんが、先日は今金にまで泊まられているという話も聞きました。周辺も、七飯など近隣は満室かなという気はしますが、これだけはすぐに対応するというのは難しい。青森からは一時間で来られますので、青森や八戸等に泊まっていただくといったこともしていただければと思います。

 

(記者)

ホテルが取れない、バスが確保できないという問題と中国との定期便の運休が関連しているということは感じますか。

 

(市長)

それだけではなく、搭乗率や他の問題のほうが大きいと思います。

 

 

(記者)

ホテルが取れないから搭乗率が低いということはあまり感じませんか。

 

(市長)

ホテルがなかなか取れないということは言われましたが、札幌も同じような状況で函館だけに限らない。杭州便と北京便の運休はそれだけが要因ではないと思います。

 

(幹事社)

今話題に出ましたけれども、中国と函館空港を結ぶ定期便の運休が相次いでいるという状況ですけれども、市長としては、中国の航空会社が運行や運休を判断する要因についてどのように分析されているかと、今後どういった対応を考えているかお聞かせください。

 

(市長)

中国便については、中国国際航空の北京便と中国東方航空の杭州便が5月から運休になりましたが、搭乗率が50、60%、場合によっては50%を切る。彼らの採算ラインとしては、できれば70%くらいを確保したいとのことでした。

そういうこともあって運休となりましたが、函館だけではなく、他の空港でも運休が始まっています。日本に向かう中国の観光客の勢いが停滞をしているということも聞いてまいりました。日本に向かう観光意欲が薄らいでいるというのが一つ。航空会社の面では、LCCも含めて中国国内の航空会社の競争が非常に激化し、採算面で非常に厳しくなってきている。日本も大手の2社でやっていた頃は、ある程度不採算路線でも続けられたのですが、やはり格安航空会社が出てきたりして競争が激化すると、それを維持できなくなる。中国でも同じことが生じていると言われました。採算面が厳しいので搭乗率が低いとすぐやめざるを得ない。もう一つは、主要空港が、日本で言うと羽田と同様で混み合っており、希望の発着枠がなかなか取れないと言われました。

それから中国からの訪日客が急激に増加して爆買いとも言われたのですが、関税が非常に高くなって高価な物を買って戻るということができなくなったということと、ホテルとバスがなかなか全国的にも確保できないということで、運航にも慎重になっているということでした。もう一つは、日本のホテルが非常に高くなっています。インバウンドが増えたことによるのでしょうが、東京、大阪だけではなく、札幌や函館でもホテル代は非常に高くなっており、日本人にとっても高くなっているわけですが、加えて円高ということで中国の方にとってはダブルで高くなっているということなんですね。3年くらい前と比べると倍くらいになっているとのことでした。そうしたことから、今は日本にかわって韓国に流れが向いているとのことでした。各航空会社で言うと、中国国際航空の北京便は今のままではなかなか厳しいかなと、北京は冬になると寒いので、寒い所から寒い所というのはなかなか難しいのかなと思います。中国東方航空は今杭州を運休していますが、年末には是非上海から飛ばしていただきたいなと思っています。杭州だと800万人だけれども、上海だと2,400万人。もともとは去年行った時に上海から飛ばせてほしいということを要請したのですが、上海の発着枠が取れないということで、隣の杭州から飛ばせた経緯があるのですが、新千歳や旭川には上海便を飛ばせているんですね。函館が杭州なので、出入りができない。同じ上海であれば、新千歳などと函館の出入りが可能になり、上海は人口も3倍くらいある。加えて中国の有数なハブ空港なので、杭州空港と違って中国全土と繋がっており、集客も容易になる。東方航空としては、函館という市場を非常に重視しているので、なんとか上海便の発着枠を確保して、他の路線から振替えても年末には函館に飛ばしたいというお話でありました。

また、北京首都航空が杭州便を予定していたのと、奥凱航空が西安便を予定していたわけでありますが、北京首都航空の杭州便については、発着枠がなかなか確保できない。あまり大手ではないものですから、発着枠が確保できないので、それに取り組んでいると。もし杭州便が駄目なら、青島とか南京だとか他から飛ばすことも考えたいというお話もありました。

奥凱航空の西安便は、貨物で大きな事故ではないが、滑走路を離脱する事故を起こしたため、当局から待ったがかかったということで、現在の状況にあります。私どもとしては、一つは着陸料の減免を是非やりたい。これには大変好意的に受け止めていただきましたし、北海道の空港が2020年までに民営化され、いくつになるかは分からないが6空港、7空港を一つの会社で運営することになるという話をしたら、交渉がしやすくなるということで、非常に高い関心を持たれておりました。函館については、北海道新幹線が開業したことで必ずしも北海道に飛ぶ飛行機ではなくて、自社は羽田とか成田には結構飛んでいるので、そういう所から新幹線で函館へというルートも考えていると。ただその場合には、できれば自分たちの飛行機の切符と新幹線がセットになれば良いのだが、新幹線を団体で取ることが難しいということで、その件についてはこちらも努力しましょうというお話をしました。いずれにしても2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本の注目度は高まるので、今は一時的に慎重になっているけれども大きな流れとしては変わらないだろうと言われました。

また、課題として我々が考えているのは、中国での函館の知名度が低い。北海道の知名度はそれなりのものがあって、その中でも十数年前に制作した映画の影響で、やはり道東、オホーツクのほうが聖地になっているので、函館のブランド、知名度というものを高める必要がある。台湾のように理解していただければ、こちらへの流れもできると考えていますので、関係企業等とも打ち合わせをしており、ツイッターやブログなどを使ったPRなど、来年度の予算に向けて検討しているところでございます。ただ、8月には台湾のLCCが就航することになっていますので、これはエバー航空や復興航空と違う客層を運んで来ていただけるかなと大いに期待をしています。

 

(記者)

今、着陸料の減免に言及されましたが、これはいくらくらいになるのでしょうか。金額についてお考えはありますか。

 

(市長)

無料ですね。一回の着陸に8万円ぐらいで、今の制度でいうと国が4万円、市が4万円という予定です。補正予算を計上して支出をしたいと考えています。北海道の制度では、新規就航については1年間北海道が補助するということで、ほとんど無料になっています。我々としては国の制度の方も活用したいと考えています。同じ台湾から飛んでくる便も、初めて飛んでくる所には北海道の制度というのは適用できるのですが、違う航空会社から同じ所へ飛ばす時にはもう適用されない。国の制度だとそれが適用されるので、そういう制度を導入していきたいと考えています。

 
 

 

 

 

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各社質問

(記者)

観光関連で先日札幌、登別と函館の3市で観光連携を進めるという発表がありました。かねてから市長は北海道ゴールデンルートということを提唱されていましたが、今回の3市の連携について狙いなどをお聞かせください。

 

(市長)

日高、胆振の自治体からは、是非新幹線開業に向けて函館と連携したいというお話が1、2年前からあり、そうしたなかで洞爺、登別など日胆と連携をして北海道ゴールデンルート、函館、洞爺、登別、札幌というルートを作りたい。登別市長も非常に積極的だったので、まず登別とやりますかと考えていました。札幌がそれを聞きつけて、是非やりたいということで3市の意向が合致し、北海道ゴールデンルートとなった。

ただ、札幌の立場では、道東にも道北にも配慮しなければならないので、我々のようには言えないと思います。新幹線で来たお客様を、函館に留まらずに、登別、あるいは札幌方面にという流れを作る。札幌まで行くと、また周辺まで足を伸ばす人も増えてくるでしょうということで、前から函館だけに留まらせないでほしいという声は聞いており、青森や宇都宮、さいたま側ともいろんなことをやっていますが、それを今度は北海道側でもやろうという試みです。3市が手を組んでやれば、良い宣伝、あるいはルート作りができるのかなと思います。いずれにしても3市だけが得をするのではなくて、周辺にも効果があるような取り組みをして、函館と登別と札幌だけが良かったという話にならないようにしたい。ニセコや倶知安の町長からも一緒にやりたいということを聞いていますので、そこに留まらずに地域一帯に新幹線効果を伸ばしていけたらと思っています。

 

(記者)

空港民営化の関連でお尋ねします。国や道が2020年度を一つの目途として、6,7空港の民営化を目指していますけれども、地元函館市として今後地元の要望をどういうふうに道や国に伝えていくのか、どのような要望をされていくのかお聞かせください。

 

(市長)

要望については、市と商工会議所と空港ビルデングと3者で最終的な詰めを行っており、25日に国交省、道庁も入って空港所在都市が集まって副市長レベルでの会議がありますから、そのなかで各地域の要望も出ると思っています。それを北海道としてどういう形でまとめられるか、まだ具体的なことは伺っていませんけれども、我々としては、少なくとも国管理の4空港については、所在都市の関連都市5都市、函館、そして千歳、苫小牧、釧路、稚内、この5市については意思が統一されていますので、後は北海道がどういうふうにまとめていくかということになると思います。いずれにしても、地方空港の活性化をどういうふうに図っていただけるかということが一番肝心かなと思っています。

 

(記者)

観光関係で、先ほど道内の連携の話がありましたが、東北、北関東とは、3か月たちましたが、どういう相互交流が効果として見えてきていますか。

 

(市長)

都市間の相互交流はまだないかもしれませんけれども、今五稜郭タワーが30数%も伸びているということで、五稜郭タワーには失礼かもしれませんが、リピーターが2回も3回もタワーには登らないですよね。ということは初めて来ている人が多く、首都圏よりもむしろ北関東や東北、仙台、福島、郡山、宇都宮、場合によっては長野や群馬、大宮から来やすくなった。また新潟からもそういう動きが出ています。秋田や山形からも盛岡でミニ新幹線から乗り継いでということで、初めての人が多い。私自身は首都圏を捨ててそういうところでPRをやれと、最後の一年は東北と北関東に力を入れたので、非常に有効だったと思っています。連携ということでいうと、青森の3市、青森市、弘前市、八戸市とは青函圏観光都市会議というのを3年以上かけてやってきました。あとは盛岡や宇都宮、さいたま、こういったところの市長たちにも函館と連携したいと言っていただいたり、あるいはむつ市長なども連携したいということなので、例えばこちらも向こうに行ってPRなどをしていきたいと思います。

私自身も日光は行ったことがなく、宇都宮も付き合い始めて初めて行ったという状況で、函館の人もなかなか東北、北関東というのは行っていない。これからだと思いますが、お互いに一番期待しているのは修学旅行でしょう。函館の修学旅行も小学校は青森、中学校は盛岡から、仙台、日光に伸びている。逆もあり、向こうも修学旅行は今まで東京あるいは九州に行っていたものを、新幹線で今度は北海道にということを言っていますので、本格的にはこれから始まるのかなと期待しています。もう一つは物産です。同じように物産の販路も函館の特産品は首都圏から南でした。東北、北関東にはあまり進出していなかった。新幹線効果というのは観光客だけではなく、物を売っていくということにも、非常に役に立つのかなと期待していました。

 

(記者)

どこの地域からどれだけ新幹線に乗って来ているのかというデータはありますか。

 

(市長)

今、開業後の動きのアンケート調査をやっています。だだ、集約するのはやはり年度が終わってからでなければできないかなと、中途では集約しないと思います。予算化してアンケート調査をやっています。どこから来て、どこへ向かうのかや、函館に何泊ですかとか、気に入ったとか、気に入らないとか、どういう所が良かったかなどということを。

 

(記者)

市がやっているのですか。

 

(市長)

委託して市がやっています。

 

(記者)

JRではなく、函館市がやっているのですか。

 

(市長)

JRはそういうことはやらないのではないでしょうか。

 

(記者)

半年で一旦発表とういうことはしないのですか。

 

(市長)

可能なのかは分かりません。観光部に具体的に聞いてみてください。普通であれば一年たたなければまとめられない。民間との契約でそうなっている可能性もあるので、途中でというのは厳しいかもしれないですね。

 

(記者)

25日に世界遺産の関係で国内推薦が決まることになりますが、縄文の関係についてどういう期待をしているかお聞かせください。

 

(市長)

縄文についてはこの地域、北海道、そして東北の国会議員を中心に議連も作っていただいて後押しをいただき、文部科学大臣、あるいは文化庁長官等に、北海道の副知事や、青森、岩手、秋田の知事などとともに要望してまいりました。期待は高まっていますが、4つの中からたぶん1つなので、どうなるか。長崎が1回ユネスコで却下されて手直しをしているということなので、予断は許しませんが、是非実現すればなと思っています。

 

(記者)

現状で、なかなかまだ市民の間にもなじみが薄いところがあるという感じもするのですが、これからの機運づくりについてはどう考えていますか。

 

(市長)

縄文というのは遺跡と茅空などしか残ってないので、形が見えづらいんですよね。北前船などもそうなのですが、形として建物が残っていたり、あるいは佐渡の場合は金山、そういうものが残っていると非常に見やすいのですが、縄文というのは遺構ですよね。だから、関心がなかなか高まりづらい面もあるのですが、4道県含めてさまざまPRもしていますので、実際に世界遺産になっていくという道筋がはっきりすると非常に期待も高まっていく、あるいは市民の意識も高まっていくと思っています。

 

(記者)

先日、参議院選挙で残念ながら比例の同姓候補の得票で、一方の方だけにカウントしてしまったという大きなミスがあったのですが、改めて市長としてどのように受け止めておられるのか、今後の再発防止策としてどのように考えているのかお聞かせください。

 

(市長)

独立した組織なので、私から直接叱るということにはなりませんが、非常に残念だなとは思います。私としても市役所の職員も手伝いに行っていますので、そういう意味ではミスがあったことは申し訳ないと思います。

 
 

 



※記者会見における質疑内容の要旨をとりまとめの上掲載しています。



   
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