公開日 2025年07月04日
更新日 2026年08月27日
飲酒運転の根絶に向けて
~飲酒運転をしない,させない,許さない,そして見逃さない~

北海道飲酒運転の根絶に関する条例
北海道では,2014年7月に小樽ドリームビーチから帰宅中の3人の命が,2015年6月に砂川市で一家4人の命が悲惨な飲酒運転事故によって奪われました。北海道では道民一人一人が,自主的に行動し,一日も早く北海道から飲酒運転を根絶し,安心して暮らすことのできる社会を目指して「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」が制定されました。
条例の目的
飲酒運転の根絶に関し,道,道民,事業者等の責務を明らかにすることにより,安全で安心して暮らすことができる社会の実現に資することを目的とします。
条例の概要
道民の責務(第5条)
- 飲酒運転をしない,車を運転する時は飲酒しない。
- 飲酒運転をしている者やその疑いがある者を制止する。等
事業者の責務(第6条)
- 車両の運行に当たって,従業員に飲酒運転をさせない。
- 従業員に対して,飲酒運転根絶の教育,指導などを行う。等
飲食店・酒類販売業者の責務(第7条)
- 店内に飲酒運転防止文書を掲示する。
- 来店者の飲酒運転を制止する。等
タクシー・代行業者の責務(第8条)
- タクシーや代行の利用について広報活動を行う。
- 利用者の飲酒運転を制止や防止する。
イベント等を主催するものの責務(第9条)
- イベント等で酒類の提供または飲酒が想定される時は,参加者に飲酒運転防止の啓発等を行う。
通報(第10条)
- 飲酒運転を発見した場合は,警察への通報に努める。
飲酒運転根絶の日(第15条)
- 7月13日を飲酒運転根絶の日とし,北海道全体で取組を行う。
北海道飲酒運転の根絶に関する条例の概要はこちら北海道飲酒運転根絶条例概要.pdf(214KB)
飲酒運転に対する罰則
車両等を運転した者
酒酔い運転
要件
「呼気中アルコール濃度0.5mg/l以上」または「アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態」
罰則
5年以下の懲役または100万円以下の罰金
酒気帯び運転
要件
「呼気中アルコール濃度0.15mg/l以上
罰則
3年以下の懲役または50万円以下の罰金
車両等を提供した者
(運転者が)酒酔い運転をした場合
5年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金
(運転者が)酒気帯び運転をした場合
3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
酒類を提供した者または同乗した者等
(運転者が)酒酔い運転をした場合
3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
(運転者が)酒気帯び運転をした場合
2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金
飲酒運転に対する行政処分
酒酔い運転
- 基礎点数 35点
- 免許取消し 欠格期間3年(※1,2)
酒気帯び運転
呼気中アルコール濃度0.15mg/l以上0.25mg/l未満
- 基礎点数13点
- 免許停止 期間90日(※1)
呼気中アルコール濃度0.25mg/l以上
- 基礎点数 25点
- 免許取消 欠格期間2年(※1)
(※1)前歴およびその他の累積点数がない場合
(※2)「欠格期間」とは運転免許の取消処分を受けた者が運転免許を再度取得することができない期間
アルコールが運転に与える影響
たとえ少量の飲酒でも,情報処理力や注意力,判断力等が低下し,危険の見落としや発見の遅れを招きます。
冷静なときには,飲酒運転はいけないと思っていても,お酒が入ってしまうと判断力が弱まります。
飲酒運転を防ぐために
お酒を飲む際には以下に気をつけましょう。
- 自動車には乗ってお酒の席に行かない。車で行く場合は運転代行を予約しておく。
- 仲間同士や飲食店の協力を得て,お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決めておく。
- 翌日運転する予定があるときは,飲酒を早めに切り上げる。
お酒が入り,本人の判断力が落ちているときは,周囲の協力や規制も必要となってきます。
周囲の皆さんで飲酒運転根絶に取組みましょう
お酒を飲む際には,本人以外にも周りの人やお酒を提供するお店一丸となり飲酒運転の防止に取り組みましょう。
飲酒運転を発見したら,犠牲者を出さないためにも警察に通報しましょう。


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