公開日 2015年09月07日
更新日 2021年12月14日
ほじょ犬を御存知ですか?
「ほじょ犬」(身体障害者補助犬)は,目や耳や手足の障がいのある方の生活をお手伝いする「盲導犬」・
「聴導犬」・「介助犬」のことです。身体障害者補助犬法(くわしくはコチラをクリック)にもとづき認定さ
れた犬で,特別な訓練を受けています。障がいのある方のパートナーであり,ペットではありません。
☆盲導犬:目の見えない,見えにくい人が街なかを安全に歩けるようにサポートします。障がい物を避けた
り,立ち止まって曲がり角を教えたりします。ハーネス(胴輪)をつけています。
☆聴導犬:音が聞こえない,聞こえにくい人に生活の中の必要な音を知らせます。玄関のチャイム音やFA
X着信音・赤ちゃんの泣き声などを聞き分けて教えます。"聴導犬"と書かれた表示をつけています。
☆介助犬:手や足に障がいのある人の日常の生活動作をサポートします。物を拾って渡したり,指示したも
のを持ってきたり,着脱衣の介助を行います。"介助犬"と書かれた表示をつけています。
ほじょ犬ユーザーとほじょ犬はどこでも一緒
ほじょ犬の同伴は,「身体障害者補助犬法」で,人が立ち入ることのできるさまざまな場所で受け入れられ
るよう義務付けられています。「犬だから」という理由で受け入れを拒否しないで下さい。
☆ほじょ犬の同伴を受け入れる義務があるのは以下の場所です。
・国や地方公共団体などが管理する公共施設
・公共交通機関(電車,バス,タクシーなど)
・商業施設,飲食店,病院,ホテルなどの不特定かつ多数の人が利用する民間施設
・事務所(職場)
国や地方公共団体などの事務所
従業員50人以上の民間企業
☆ほじょ犬の同伴を受け入れる努力をする必要があるのは以下の場所です。
・事務所(職場)
従業員50人未満の民間企業
・民間住宅
【ほじょ犬受け入れ施設の方へ】
・ほじょ犬のユーザーは責任もってほじょ犬の行動を管理し,ほじょ犬の体を清潔に保ち健康に気を配って
います。
・ほじょ犬は,ユーザーが指示した時に,指示した場所でしか排泄しないように訓練されています。
・ほじょ犬は,ユーザーの管理のもとで待機するよう訓練されています。
・ほじょ犬は,ユーザーの指示に従い待機することができるので,特別な設備は必要ありません。
☆ほじょ犬の同伴を受け入れる際に他のお客様から苦情がある場合は,「身体障害者補助犬法」で受け入れ義
務があること,ほじょ犬の行動や健康の管理はユーザーが責任をもって行っていることを説明し,理解を求
めて下さい。
☆ほじょ犬が通路をふさいだり,周りのにおいをかぎ回ったり,その他,何か困った行動をしている場合は,
そのことをほじょ犬ユーザーにはっきり伝えて下さい。
☆ほじょ犬が同伴していても,ほじょ犬ユーザーへの援助が必要な場合があります。ほじょ犬ユーザーが困っ
た様子を見かけたら,まずは声をかけたり,筆談をしたりコミュニケーションをとって下さい。
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