公開日 2018年03月08日
更新日 2021年12月14日
函館市文化芸術振興条例
文化芸術は,人々の創造性を高め,人々に感動や安らぎを与えます。
また,活発な文化芸術活動は,生き生きとした活力ある社会を築くことにつながります。
このため,函館市では,地域の特性を生かしながら,文化芸術の一層の振興を 図るため,「函館市文化芸術振興条例」を制定し,平成18年4月1日より施行しました。
条例の目的
文化芸術の振興に関し,基本理念を定め,市の責務ならびに市民および民間団体の役割を明らかにするとともに,文化芸術の振興に関する施策の基本となる事項を定めることにより,文化芸術振興施策を総合的かつ計画的に推進し,もって心の豊かさを実感できる市民生活および活力ある社会の実現に寄与することを目的とします。
条例の主な内容
1 基本理念
- 市民の自主性および創造性を十分に尊重し,多様な文化芸術の保護および発展を図り,市民主体の多彩な文化芸術活動が行われるよう配慮します。
- 市民が等しく文化芸術を創造し,これに参加し,鑑賞することができるような環境の整備を図ります。
- 郷土を愛する心がはぐくまれ,先人から受け継がれてきた文化芸術が保存され,および将来に継承されるよう配慮します。
- 広く市民の意見が反映されるよう十分配慮します。
2 市の責務,市民,民間団体の役割
- 市の責務
基本理念にのっとり,文化芸術振興施策を策定および実施します。 - 市民の役割
自らが文化芸術の担い手であることを自覚し,自主性および創造性を発揮して文化芸術活動を行います。 - 民間団体の役割
地域の一員として自主的に文化芸術活動を行い,市民および団体の文化芸術活動を支援するとともに,市の実施する文化芸術振興施策に参加し,および協力するよう努めます。
基本方針
文化芸術振興施策の総合的かつ計画的な推進を図るため,次の事項について文化芸術の振興に関する基本的な方針を定めます。
- 市民の自主的な文化芸術活動の促進に関すること。
- 市民の文化芸術に対する意識の高揚に関すること。
- 市民の文化芸術に接する機会の拡充に関すること。
- 文化芸術活動を行いやすくするための環境の整備および充実に関すること。
- 歴史的文化遺産その他伝統的な文化芸術の保存,継承および活用または発展に関すること。
- 文化芸術活動を担う人材の育成に関すること。
- そのほか,文化芸術の振興に関する重要事項。
函館市文化芸術の振興に関する基本方針
函館市文化芸術振興条例の制定を踏まえ,今後の文化芸術振興施策の方向を示すため,平成19年3月に「函館市文化芸術の振興に関する基本方針」を策定しました。
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