公開日 2020年09月11日
更新日 2022年03月03日
≫函館地域の構想
函館は三方を海に囲まれ,近代日本初の国際貿易港として,また,豊かな海洋資源を有する地域として,水産・海洋に関する裾野の広い産業群が集積する「海」とともに発展してきた街です。さらに,多くの学術研究機関が立地しており,水産・海洋分野における「知」の集積もなされています。
この特性を活かし,水産・海洋に関する国際的な学術研究拠点都市の形成を目指した地域構想である「函館国際水産・海洋都市構想」のもと,産学官連携の取り組みが早くから活発に行われ,これまで大きな成果を上げてきました。
これまで培ってきた産学官連携基盤をさらに発展させて,国内はもとより世界に向けた国際競争力の有するマリンバイオクラスターの形成を目指しています。
函館地域の主な取り組み
学術・研究機関の集積
がごめ商品の開発
≫都市エリア産学官連携促進事業(平成15年度~平成20年度)
平成15年に文部科学省から「都市エリア産学官連携促進事業(一般型)」として採択を受け,平成18年からは「都市エリア産学官連携促進事業(発展型)」として採択を受けました。これらの6年間の取組みの中で,ガゴメやスルメイカといった地域資源の活用などにより数多くの新商品を開発するなど,大きな成果を上げました。
≫地域イノベーション戦略支援プログラム(平成21年度~平成25年度)
函館国際水産・海洋都市構想を推進する上での大型のプロジェクトとして,地域の自立化を促進しつつ,国際競争力を持った,マリンバイオクラスターの形成を目指す事業です。平成21年度に文部科学省から知的クラスター創成事業として採択を受けました。(※平成23年度から,地域イノベーション戦略支援プログラムに事業名変更)
事業主体 公益財団法人 函館地域産業振興財団
事業期間 平成21年度~平成25年度(5年間)
事業規模 3億円程度×5年間
テーマ名 「函館マリンバイオクラスター~UMI(Universal Marine Industry)のグリーンイノベーション」
≫国際水産・海洋総合研究センター(平成26年6月供用開始)
函館マリンバイオクラスターの研究拠点基地となる,国,北海道,大学,民間等の学術研究機関が集積した総合的な研究施設として「国際水産・海洋総合研究センター」を整備します。また,海外の水産・海洋関連クラスターとのネットワークの中心として機能するグローバルな知の拠点形成を目指しています。
【主な施設内容:貸研究室,海水取水施設,海洋調査研究施設など】
地域の研究開発支援制度
≫主な共同研究・事業化等の補助
・研究開発助成((公財)函館地域産業振興財団)
・起業化助成((公財)函館地域産業振興財団)
・函館市企業立地の促進に関する条例に基づく助成制度(函館市経済部)
≫貸し研究室・工場
・函館市臨海研究所
・函館市国際水産・海洋総合研究センター
関係機関
≫研究機関
≫公的支援機関
≫学術機関
・函館大学
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