公開日 2014年03月20日
更新日 2022年03月07日
学校関係者,保護者,市民が一堂に会し,函館市におけるいじめの状況等について理解を深めるとともに,それぞれの立場で進めている取組や意見を交流することにより,学校関係者,保護者,地域住民が一体となって,本市におけるいじめ撲滅の取組を一層充実させるために開催しています。
「たすけあい おもいやり みんなでつくる絆」~いじめ等の問題について考える集会(平成23年度)
日時 平成24年2月14日(火) 13時30分~15時30分
場所 函館市立桔梗中学校(体育館)
第1部では,市内の中学校を会場に生徒がグループに分かれて「いじめに関する話し合い」を行い,その様子を保護者・教員・市民が参観しま した。 また,第2部では,いじめ等対策委員と中学生によるディスカッションが行われ,活発な意見が交わされました。
写真は,第2部ディスカッションの様子。昨年度に引き続いて,大人と中学生の意見交換が行われました。
参加した中学生の感想より
周りにいる「観衆」や「傍観者」に「いじめられている人を助けようとする気持ち」をどうやってもたせるか,意識させるかが重要だと思ったが,方法は思いつかなかった。
ディスカッションで大人が自分の体験談を話していて,「そうだな」と思うことが多くあって,ためになる集会だった。
今回の集会で,いじめ問題に対する自分の考えが大きく変わった。この考えを,高校へ行っても,大人になっても強くもち続けたいと思った。
「届け!いじめ0への願い」~いじめ問題について考える集会(平成22年度)
第1部では,市内の中学校の「いじめ防止の取組」の発表を行い,その様子を150人以上の保護者・教員・市民が参観しま した。 また,第2部では,市民会館小ホールにていじめ等対策委員と6名の中学生によるディスカッションが行われ,活発な意見が交わされました。
第1部の中学生のいじめ防止の取組の発表の様子。いじめアンケートに取り組んでいる学校や,「人を傷つける言葉と人を優しく包む言葉」を考えた学校,お金のトラブルなどを調べた学校がありました。中にはいじめの始まりをドラマ仕立てにしたビデオを制作していじめ防止活動を行っているという発表もありました。 | |
第2部のディスカッションでは。中学生からは,「いじめは,悪口やからかいから始まる。」「何気ない言葉の使い方に気をつけるべきだ。」といった意見が出ました。いじめ対策委員からは,中学生に向けて「恐れず本音を言って欲しい。」「自分も親として,もっと子どもの気持ちをゆったり聞いてあげればよかったと思う。」などという意見が出ました。また,「自分はいじめをしたことはないが,人を傷つけるような言葉を言ってしまったことがある。悪口やいじめは自分も相手も傷つける。」という中学生の体験談は,会場の共感を呼びました。 |
「ストップいじめ!スタート絆!」~いじめについて考える集会(平成21年度)
11月27日,函館競輪場テレシアターにおきまして,「ストップいじめ!スタート絆」を合言葉に,いじめ問題について考える集会を開催しました。
当日は約250名の方々が参加し,学校関係者や町会関係者,関係機関がいじめ撲滅に向けた取組を紹介し,参加者との意見の交流を行いました。
パネル討論では,元中学校長の佐藤良一さんの司会のもと,東富岡町会の高石勇光さん,子どもの相談電話「チャイルドラインはこだて」代表の小林恵美子さん,函館市いじめ等対策委員の久保田則子さん,函館市立赤川中学校の田中登教諭の4名のパネラーがそれぞれの立場からの取組やいじめ撲滅に向けた思いを発表しました。会場の参加者からは,「学校,家庭,地域が一体となっていじめ撲滅に向けて“絆"を強めることが大切である」「この集会をきっかけに市民にいじめ撲滅の意識が高まれば」などの声が聞かれました。
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