公開日 2022年08月16日
更新日 2023年03月24日
脳卒中や交通事故などで,脳がけが(損傷)した後,その方が以前とは違って次のような状態になったとき,
高次脳機能障害である場合があります。
覚えられない(記憶障害) |
気が散りやすい(注意障害) |
行動にまとまりがない(遂行機能障害) |
片側を見落とす(半側空間無視) 片側にあるものに気づかない 食事を食べ残す 人や物にぶつかる 文章の左側を見落とすなど |
自分では何もしようとしない(自発性の低下) |
どこが悪いか自覚がない(病識欠如) |
子どもっぽくなった(依存性・退行) |
我慢ができない(欲求コントロール低下) |
ささいなことで怒り出す(感情コントロールの低下) |
道具が使えない(失行) |
見ているものが分からない(失認) |
しゃべれない(失語) |
人間関係を作るのが苦手(対人技能拙劣) |
こだわりが強い(固執) |
場所が分からない(地誌的障害) |
落ち込んで何もできない(抑うつ) |
○高次脳機能障害は,脳が損傷を受けたため,身体への影響だけではなく,考える・話す・覚えるなど,いわゆる知的活動に
影響が出ることをいい,この結果,家庭や職場で適切に振る舞うことができなくなることも珍しくありません。
○高次脳機能障害かどうかについては,専門的な検査や評価を受けることが必要ですので,専門の医療機関等へご相談下
さい。
◇市内には,高次脳機能障害者の家族会等があり,高次脳機能障害者の相談事業や,高次脳機能障害に対する普及啓発
活動を行っております。
【連絡先】
NPO法人脳損傷友の会コロポックル道南支部
〒040-0057
函館市入舟町6番17号
TEL/FAX (0138)22-6188
URL www.hakodatecoro.com/
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