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給水や給湯用に配管されている銅管の孔食

公開日 2015年03月05日

更新日 2021年12月14日

銅管の孔食について

市内の建物で,給水や給湯用に配管されている銅管に孔食(腐食して孔があくこと)による漏水が発生しています。 このようなことの防止策は,耐孔食性のある管種を選定することが大切です。 管種の選定は,建築主(使用者)と施工業者(建築工事施工関係者や配管業者)が十分に打ち合わせのうえ, 維持管理上のことを考慮して選定することが大切です。

 

 

【 銅管の使用例 】

 

 銅管使用例

 


●○銅管の孔食とは?○●

孔食とは,金属の局部腐食の一種です。

金属の表面に小さな孔(ピンホールと呼ばれます)ができ,その内部に腐食が進行することです。


●○どうして銅管は,腐食するの?○●

水質も係わりがあると言われておりますが,管の材質や管の接合に使う材料,また,使用中の 温度や流速などいろいろな要因や条件が考えられ,これらが複合的に作用して発生すると言われています。

孔食により漏水が発生している箇所の使用年数は,設置後(住宅等の建築後)10年以上経過して いるケースや6年程度のものもあり一様ではありません。

さまざまな腐食要因により,腐食の度合いが異なるのではないかと考えられています。

また,銅が錆びると緑色の緑青(ろくしょう)ができますが,緑青は無害であることが研究によりわかっています。

孔食に耐えられる給水・給湯用の配管材料も製品化されています。

例えば

  • 合成樹脂管(製品のカタログ等で確認してください)
  • 耐孔食性のある銅管(内面に金属のスズコーティングしたもの)
  • 内面被覆した鋼管やステンレス管など

 


企業局では,市民の皆様に安心して水道水を飲んでいただくために毎日 水質検査を行い,厚生労働省が定めた飲み水の安全基準である水質基準に適合した安全な水を供給しています。

 

 

 

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企業局上下水道部 業務課 給排水検査担当
TEL:0138-27-8743