公開日 2017年01月17日
更新日 2021年12月14日
安全都市宣言
(昭和36年3月6日)
産業の近代化によつて、わが国勢は著しい発展を遂げているが、他面においては、招かざる悲惨な災害がそのあとを絶たない。
幸福をもたらすべき産業文化の発展のかげに起る多数の災害により、市民生活に及ぼす有形無形の損失は計り知れないものがある。
われわれは、これら災害の絶滅を期するため、函館市の各界を打つて一丸とする市民全体の力をもつて強力にこれに対処しなければならないことを確信するものである。
ここに当市における安全組織の総力を結集し、市民生活の信条を安全第一として、災害のない、明るい都市建設に邁進するため、函館市を「安全都市」とする。
核兵器廃絶平和都市宣言
(昭和59年8月6日)
わたくしたち函館市民は,美しい自然を誇り,すぐれた市民性をはぐくんできた函館を住みよい都市に発展させるため,市民とまちの理想像を市民憲章に定めています。
わたくしたちは,この理想が,世界平和の達成なくしてはありえないことを認識しています。
わたくしたち函館市民は,核戦争の危機が叫ばれている今日,世界で唯一の被爆国の国民として,また,平和憲法の精神からも,世界の人々とともに,再びこの地球上に被爆の惨禍が繰り返されることのないよう,核兵器の廃絶を強く訴えるものです。
わたくしたち函館市民は,非核三原則の堅持と恒久平和の実現を願い,明るく住みよい幸せな市民生活を守る決意を表明し,ここに核兵器廃絶平和都市の宣言をします。
国際観光都市宣言
(平成元年8月1日)
函館は,美しい自然,豊かな温泉,そして異国情緒あふれるまち並みや歴史的文化遺産などの観光資源に恵まれた,魅力ある都市です。
世界の国々から訪れる方々を,私たち函館市民が温かい真心で迎え,感動とやすらぎのなかで,再び函館を訪れたくなるような,人情味あふれる観光地づくりをすることが,観光都市函館のねがいです。
歴史と文化のかおり高い美しい街函館の,より一層の飛躍を目指し,全市民の総意と熱意をもって,ここに「国際観光都市・函館」を宣言します。
スポーツ健康都市宣言
(平成4年10月10日)
わたくしたち函館市民は,スポーツと健康づくりを通じて,からだと心を鍛え,活力あふれるまちづくりをめざし,ここに「スポーツ健康都市」を宣言します。
1.スポーツと健康づくりに励み,たくましいからだと豊かな心を育てます。
1.スポーツと健康づくりに親しみ,明るくすこやかな生活を営みます。
1.スポーツと健康づくりを通じて,友情とふれあいの輪を世界に広げます。
いきいき長寿都市宣言
(平成6年12月10日)
憲法にうたわれている基本的人権が尊重され,いつまでも生きがいを持ち,健やかに暮らせる社会を築くことは,わたくしたち函館市民みんなの願いです。
美しい自然に恵まれ,何よりも福祉を大切にするこのまちに,共に力を合わせて,心から長寿を喜び合えるまち函館を実現することをめざし,ここに「いきいき長寿都市」を宣言します。
1.長い間社会の発展に尽くしてきた高齢者が,敬愛され,尊重されるまちをめざします。
1.豊かな知識と経験をもった高齢者が,社会の一員として自らいきいきと活動できるまちをめざします。
1.家庭の安らぎと地域の温かさに包まれて暮らせるやさしいまちをめざします。
1.生活をより豊かにする保健,医療,福祉などが充実され,いつまでも健康で安心して暮らせるまちをめざします。
1.だれもがひとしく憩い,集い合う安全で快適に暮らせるまちをめざします。
ゼロカーボンシティ宣言
(令和4年2月25日)
近年,気候変動を背景とする異常気象が世界各地で発生し,我が国においても平均気温の上昇,大雨,台風等による被害,農作物や生態系への影響等が観測されており,今後,豪雨や猛暑のリスクが更に高まることが予測されています。
このような気候変動の要因としてあげられている地球温暖化への対応が世界共通の喫緊の課題となるなか,国は令和2年10月,2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする,カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
こうした状況を踏まえ,函館市においても,令和4年2月25日,令和4年度の市政執行方針において,ゼロカーボンシティの実現に向けて,2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指し各種施策を実施することを表明しました。
今後より一層,市民や事業者の皆様の意識の醸成に努めるとともに,「第2次函館市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」に基づき,効果的な施策を推進し,2050年の二酸化炭素(温室効果ガス)排出量実質ゼロ「ゼロカーボンシティ」を目指します。
このページの本文とデータは クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本ライセンスの下に提供されています。
- 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
- 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
- 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本市等のデータを利用している旨)を表示してください。
- 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本市等が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
- 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。