公開日 2022年03月03日
更新日 2024年01月05日
近代
1869(明治2)年、蝦夷を改め北海道とした時、戸井は、渡島国茅部郡に所属します。また、1878(明治11)年には、「郡区町村編成法」により区役所・郡役所が設置されると、小安村・戸井村の2村に『戸井村外一村戸長役場』が置かれます。
1848~1850年頃、汐首村の鈴木屋由松が開いた寺子屋から始まった戸井地域の教育も、公立小学校が次々と設置され、現在の学校の基盤が整っていきます。
1902(明治35)年には、2級町村制の施行により、小安村・戸井村が統合して『戸井村』となります。「戸井村」は、「鰮(イワシ)」「鮪」「昆布」等の海産物によりその地名を全国に広めていきます。当時の栄華を誇る「鰮御殿」が、現在も海岸線に存在します。
▼鰮漁と加工(鰮粕製造)の様子 明治から昭和初期
■1880(明治13)年 公立瀬田来学校・戸井学校・白浜学校・汐首学校を創立する。
■1882(明治15)年 公立小安小学校を創立する。
■1884(明治17)年 公立白浜・小安両小学校を併合して公立小安小学校とする。
■1892(明治25)年 公立戸井小学校鎌歌分校を設置する。
■1900(明治33)年 公立戸井小学校鎌歌分校を公立鎌歌小学校とする。
■1901(明治34)年 公立瀬田来学校・戸井学校を併合して日新尋常高等小学校とする。
■1909(明治42)年 小柳吉太郎氏が戸井村で初めて「袋間」を造る。
■1910(明治43)年 湯の川戸井間に馬車が通る。
■1920(大正 9)年 第1回国勢調査実施。世帯数1,015戸・人口5,559人
■1921(大正10)年 戸井村に電燈がつく。戸井・函館間に乗合自動車が運行される。
▲大正8年建設の汐首郵便局
▲大正10年建設の戸井郵便局
■1925(大正14)年 北原白秋が船上から詩「汐首岬」を創る。
■1928(昭和 3)年 原木・日浦間にトンネルが開通する。
■1930(昭和 5)年 大字が廃止され「字名」に改称される。
■1936(昭和11)年 鉄道「戸井線」が着工される。
■1945(昭和20)年 太平洋戦争により襲撃を受ける。(終戦)
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