公開日 2023年08月02日
更新日 2024年10月25日
市では,予防接種法に基づいて定期の予防接種を実施しています。
感染症を予防する効果的な方法として予防接種があります。予防接種は,ワクチンを体に接種してその病気に対する免疫をつけます。
感染症にかからないためにも,積極的に予防接種を受けることをお勧めします。
また,保育園や幼稚園など集団に入ると病気にかかる機会がおおくなりますので,早めに予防接種を受けましょう。
お知らせ
- 公費で接種できる子宮頸がん予防ワクチン「キャッチアップ接種」の期限は,令和7年(2025年)3月までです。接種は合計3回で完了するまでに約6か月かかるため,早めに接種を開始しましょう。(詳細についてはこちら→「子宮頸がん予防ワクチン接種について」)
- 令和6年4月1日から,四種混合ワクチンにヒブワクチンが加わった五種混合ワクチンが定期接種に導入されます。(既に四種混合ワクチン,ヒブワクチンで接種を開始しているお子さんは,同じワクチンで接種を完了してください。)
- 函館市内にお住まいの方には予診票とともに『予防接種のしおり』を生後1か月半頃を迎える前に送付しています。2か月を過ぎても届かない時はご連絡ください。
- 令和5年4月1日から四種混合ワクチンの接種開始年齢が生後3か月から生後2か月に変更となりました。
- 令和5年4月1日から9価の子宮頸がん予防ワクチンを公費で接種できるようになりました。
- 令和5年4月1日から,医療行為による免疫喪失者への再接種費用助成を行います。
定期予防接種
定期予防接種とは,保護者の方がお子さんに接種を受けさせるよう努めなければならない義務がある予防接種です。函館市に住民登録をしている方が,下記実施医療機関等で接種する場合は,『接種できる年齢』の期間内は無料で接種できます。
- 定期予防接種実施医療機関一覧(PDF)[PDF:200KB]
- (CSVファイルはこちら)定期予防接種実施医療機関一覧[CSV:9.06KB]
- 定期予防接種一覧(PDF)
- ※(CSVファイルはこちら)定期予防接種一覧
定期予防接種の種類および受け方と注意事項
BCG<生後3か月~1歳未満>
結核を予防するワクチンです。
望ましい接種月齢は,生後5か月~8か月未満ですが,1歳のお誕生日の前日までが接種できる期間となっていますので,お子さまの体調や外出等に不安がある場合は,無理をせず,日時を調整しましょう。
※1歳から受けられる予防接種との接種間隔を確保するためには,生後11か月までの接種が望ましいです。
副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を使用していると,一時的に免疫力が低下するので反応が強く出る場合があります。軟膏の場合は,接種2日前から接種部位(肩からひじにかけての部位)に塗るのは控えてください。
ロタウイルス<出生6週0日~24週0日後または32週0日後>
※令和2年8月1日以後生まれの方が対象となります。
ロタウイルスによる胃腸炎を予防するワクチンです。
下記のとおり2種類のワクチンがあり,接種回数等が異なりますので, 同一のワクチンにより規定回数の接種を完了してください。
2回接種ワクチン(ロタリックス)
- 接種時期:出生6週0日~24週0日後まで
- 接種間隔・回数:4週間(27日)以上の間隔で2回
3回接種ワクチン(ロタテック)
- 接種時期: 出生6週0日~32週0日後まで
- 接種間隔・回数: 4週間(27日)以上の間隔で3回
初回の標準的な接種期間は,生後2か月から出生14週6日後までとなっています。
出生15週0日以降の初回接種は,腸重積症の発症リスクが高くなるので,接種する医師と十分ご相談ください。
接種後に接種液を吐き出したとしても追加投与の必要はありません。
※腸重積症の既往歴のあることが明らかなお子さん,先天性消化管障害の所見を有するお子さん(その治療が完了した者は除く),重症複合免疫不全症の所見が認められるお子さんは接種の対象となりません。
ヒブ<生後2か月~5歳未満>
令和6年4月1日以降に接種を開始する場合,原則として五種混合ワクチンでの接種になります。
細菌性髄膜炎,敗血症,急性咽頭蓋炎などの感染症を予防するワクチンです。
望ましい接種年齢は,1回目の接種が生後2か月~7か月未満です。追加接種は初回接種終了後7か月~13か月以内です。
接種回数と間隔は次のとおりです。
《最初の接種を生後2か月~生後7か月未満に受けたお子さん》
- 初回接種は,4週以上の間隔(標準的な間隔は4週~8週)をおいて3回接種します。
- 追加接種は,初回接種終了後,7か月以上の間隔(標準的な間隔は7か月~13か月)をおいて1回接種します。
- ただし,初回接種の2回目および3回目は生後1歳までに行うこととし,それを超えた場合は行いません。この場合,最後に行った初回接種から4週以上の間隔をおいて,追加接種を1回行います。
《最初の接種を生後7か月~生後1歳未満に受けたお子さん》
- 初回接種は,4週以上の間隔(標準的な間隔は4週~8週)をおいて2回接種します。
- 追加接種は,初回接種終了後,7か月以上の間隔(標準的な間隔は7か月~13か月)をおいて1回接種します。
- ただし,初回接種の2回目は生後1歳までに行うこととし,それを超えた場合は行いません。この場合,1回目の初回接種から4週以上の間隔をおいて,追加接種を1回行います。
《最初の接種を生後1歳以降に受けたお子さん》
- 1回のみ接種します。
小児用肺炎球菌<生後2か月~5歳未満>
細菌性髄膜炎,肺炎,重い中耳炎などの感染症を予防するワクチンです。
望ましい接種年齢は,1回目の接種が生後2か月~7か月未満です。追加接種は初回接種終了後60日以上おいて,生後12か月~15か月の間です。
接種回数と間隔は次のとおりです。
《最初の接種を生後2か月~生後7か月未満に受けたお子さん》
初回接種は,生後2歳になるまで(標準的には1歳未満まで)の間に,4週以上の間隔をおいて3回接種します。
追加接種は,初回接種終了後,60日以上の間隔をおいて,生後1歳になった日以降(標準的に生後1歳から1歳3か月)に1回接種します。
ただし,初回接種の2回目および3回目は生後2歳までに行うこととし,それを超えた場合は行いません。また,初回接種の2回目が生後1歳を超えた場合,3回目の接種は行いません。(いずれも追加接種は実施可能です。)
《最初の接種を生後7か月~生後1歳未満に受けたお子さん》
初回接種は,生後2歳になるまでの(標準的には1歳未満まで)間に,4週以上の間隔をおいて2回接種します。
追加接種は,初回接種終了後,60日以上の間隔をおいて,生後1歳になった日以降に1回接種します。
ただし,初回接種の2回目は生後2歳までに行うこととし,それを超えた場合は行いません。(追加接種は実施可能です。)
《最初の接種を生後1歳~2歳未満に受けたお子さん》
60日以上の間隔をおいて2回接種します。
《最初の接種を生後2歳以降に受けたお子さん》
1回のみ接種します。
B型肝炎<1歳未満>
平成28年4月1日以後生まれの方が対象となります。
B型肝炎を予防するワクチンです。
※1歳になるまでに,すべての接種を完了しなければなりません。
望ましい接種年齢は,1回目の接種が生後2か月です。生後2か月で接種開始した場合,2回目は生後3か月,3回目は生後7~8か月です。
接種回数と間隔は次のとおりです。
- 1回目接種後,4週以上の間隔をあけて2回目を接種します。
- 1回目接種後,20週以上(標準的には20~24週)の間隔をあけて3回目を接種します。
※母子感染予防として,出生後にB型肝炎ワクチンの接種を受けたことがある方は対象外となります。
五種混合/四種混合<生後2か月~7歳6か月未満>
二種混合第2期<11歳~13歳未満>
四種混合ワクチンは,ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオを予防するワクチンで,五種混合ワクチンは,これにヒブワクチンを加えたものです。
令和6年4月1日から五種混合ワクチンが導入されます。この日以降に四種混合ワクチンとヒブワクチンの初回接種を開始するお子さんは,原則として五種混合ワクチンを接種することになります。お手元に四種混合ワクチンとヒブワクチンの予診票が届いているお子さんは,四種混合ワクチンの予診票を使用し,不要となるヒブワクチンの予診票は破棄してください。
既に四種混合ワクチンとヒブワクチンで接種を開始しているお子さんは,引き続き同じワクチンで接種を完了してください。
百日せきは,乳児期にかかると重症になりやすいので,早めにワクチンを接種してください。
望ましい接種年齢は,生後2か月~1歳(五種混合は7か月)未満です。
接種回数と間隔は次のとおりです。
- 初回接種は,3週以上の間隔(標準的な間隔は3週~8週)をおいて3回接種します。
- 追加接種は,初回接種終了後6か月以上の間隔(標準的な間隔は12か月(五種混合は6か月)~18か月)をおいて1回接種します。
なお,五種混合ワクチン・四種混合ワクチン・三種混合ワクチンを接種したお子さんは,11歳~13歳になるまでの間に,第2期として,二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)を接種します。
※第2期のご案内は,小学6年生になりましたら個別に通知をお送りします。
麻しん・風しん<第1期:1歳~2歳未満 第2期:就学前1年間>
麻しん(はしか)および風しん(三日はしか)を予防するワクチンです。
1歳の誕生日を迎えたら,早めに予防接種を受けましょう。
原則,麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種します。
- 接種前に麻しん(はしか)にかかった場合 → MRワクチンまたは風しんワクチンを接種します。
- 接種前に風しん(三日はしか)にかかった場合 → MRワクチンまたは麻しんワクチンを接種します。
(どちらのワクチンを接種するかは,医師と相談のうえ決めてください。両方にかかったことのあるお子さんでも,接種することは可能です。)
接種すべき時期は次のとおりです。
- 第1期 生後1歳~2歳未満
- 第2期 生後5歳~7歳未満の児で,就学前の1年間(いわゆる年長さんの時期の1年間)
※第2期のご案内は,小学校入学前の年度になりましたら個別に通知をお送りします。
水痘<1歳~3歳未満>
水痘(水ぼうそう)を予防するワクチンです。
1歳の誕生日を迎えたら,早めに予防接種を受けましょう。
望ましい接種年齢は,1回目の接種が1歳~1歳3か月未満です。2回目は,1回目接種後,6か月~12か月以内です。
接種回数と間隔は次のとおりです。
- 1回目接種後3か月以上の間隔(標準的な間隔は6か月~12か月)をあけて2回目を接種します。
子宮頸がん予防 <小学校6年生~高校1年生相当の女子>
子宮頸がん予防ワクチンの安全性や有効性が確認されたことから,積極的に接種勧奨していくこととなりました。定期接種の対象者で接種を希望される方は,予防接種の効果や副反応について十分ご理解のうえ,接種してください。(詳細および接種機会を逃した方へのキャッチアップ接種については「子宮頸がん予防ワクチン接種について」をご覧ください。)
※キャッチアップ接種の期限は令和7年(2025年)3月までと迫っています。早めに接種を開始しましょう。
子宮頸がんをはじめ,ヒトパピローマウイルスの感染により発症する疾病を予防するワクチンです。
ワクチンは,「サーバリックス」と「ガーダシル」と「シルガード9」の3種類がありますので,医師と相談のうえ,どれか一つのワクチンを選んでください。
医療機関によっては,一部のワクチンを取り扱っていない場合がありますので予約時にご確認ください。
ワクチンの種類や接種する年齢によって,接種の回数や間隔が少し異なります。接種間隔は次のとおりです。
《サーバリックス》
- 1回目 → 標準的には,中学1年生の時期に接種します。
(高校1年生の時期が終わるまでに,すべての接種を完了しなければなりません。)
- 2回目 → 1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種します。
- 3回目 → 1回目の接種から5か月以上,かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて接種します。
(標準的には,1回目の接種から1か月の間隔をおいて2回目を接種し,1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種をします。)
《ガーダシル》《シルガード9》 ※シルガード9の1回目接種を15歳になってから受ける場合
- 1回目 → 標準的には,中学1年生の時期に接種します。
(高校1年生の時期が終わるまでに,すべての接種を完了しなければなりません。)
- 2回目 → 1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種します。
- 3回目 → 2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種します。
(標準的には,1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目を接種し,1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種をします。)
《シルガード9》 ※シルガード9の1回目接種を15歳になるまでに受ける場合
- 1回目 → 標準的には,中学1年生の時期に接種します。
(高校1年生の時期が終わるまでに,すべての接種を完了しなければなりません。)
- 2回目 → 1回目の接種から5か月以上の間隔をおいて接種します。
(標準的には,1回目の接種から6か月の間隔をおいて2回目を接種します。1回目と2回目の接種間隔が5か月未満である場合,3回目の接種が必要になります。)
9価HPVワクチン接種のお知らせ(厚生労働省作成リーフレット定期接種版:PDF形式)
9価HPVワクチン接種のお知らせ(厚生労働省作成リーフレットキャッチアップ版:PDF形式)
日本脳炎
日本脳炎を予防するワクチンです。平成28年4月1日から,北海道においても定期の予防接種となりました。
個別のご案内は学年ごとに順次,毎年春に送付いたします。(個別接種対象:小学3年生,高校3年生となる方)
第1期は7歳6か月になるまでに完了しなければなりません。
望ましい接種年齢は,3歳からです。
接種回数と間隔は次のとおりです。
- 第1期初回接種は,1~4週間の間隔をおいて2回接種します。
- 第1期追加接種は,2回目接種終了後,6か月以上の間隔(標準的な間隔はおおむね1年)をおいて1回接種します。
これまで,任意接種で受けたことがある場合,接種を終えていない分を定期接種として接種することができます。
第1期接種をしたお子さんは,9歳~13歳になるまでの間に,第2期として1回接種します。
《平成19年4月1日以前に生まれた方》
特例制度で第1期・第2期の接種を20歳になるまでに接種できます。
※個別案内が届いていない学年の方でも,医療機関にある予診票を使用して接種することができます。
※ご案内および予診票等は実施医療機関や,総合保健センターで配布しております。母子健康手帳をお持ちください。
任意予防接種
任意予防接種とは,保護者の方がお子さんに接種を受けさせるかどうか判断する予防接種で,接種費用は有料となります。希望する場合は,医師と相談してください。
~おたふくかぜ,インフルエンザなどがあります~
定期予防接種の対象年齢から外れた場合は任意接種となります。
造血幹細胞移植等の医療行為により免疫を喪失された方への再接種費用助成を行います。
詳しくは「医療行為による免疫喪失者への再接種費用助成について」のページをご確認ください。
予防接種を受けに行く前に
予防接種の後に,熱が出たり,きげんが悪くなったり,はれたり,しこりがでたりすることがありますが,そのほとんどが2~3日で自然に消えてしまいます。このような変化を「副反応」と言います。
これは,いわば生体の反応である一時的な症状で,ワクチンを打たないために病気にかかったときに比べると軽いものですが,ごくまれに重度の副反応が生じることもあります。
『予防接種のしおり』には,それぞれのワクチンごとに現れる可能性のある副反応についても説明していますので,よく読んで,予防接種の必要性とともに,副反応や健康被害救済制度等についても理解したうえで接種を受けましょう。
- 『予防接種のしおり』は生後1か月半頃に送付します。(転入等でお手元に届いていない場合は母子保健課までご連絡ください。)
- 接種を受ける前日は入浴(またはシャワー)をさせ,体を清潔にしましょう。
- 朝からお子さんの状態をよく観察し,体調のよいときに受けましょう。
- 体温が37.5℃以上ある場合は接種できません。
- 医師の診察により接種不適当と判断した場合,予防接種を受けることができません。
- お子さんの日頃の状態をよく知っている保護者の方が連れて行きましょう。
- 保護者の同伴が原則ですが,やむを得ず,保護者が同伴できない場合は,親族等が同伴することができます。その場合,予診票裏面の『委任状』への記載が必要です。
※委任状の必要な方は,母子保健課または予防接種委託医療機関でもお渡しできます。または,ダウンロードして使用できます。
※なお,接種を受けるお子さんの親御さんが「未成年者で婚姻歴のない方」である場合,「保護者」はそのお子さんの祖父母の方,または親権のある方等になります。
※接種を受ける方が13歳以上である場合,予診票の裏面の保護者同意欄に署名があれば,保護者が同伴しなくても接種を受けられます。
※接種を受ける方が16歳以上である場合,保護者の同意は不要となります。(予診票の「保護者自署」欄には,接種を受ける方本人が署名します。裏面の同意欄にも記載不要です。)
※ご不明な点は,母子保健課(32-1533)にお問い合わせください。
持参するもの
予防接種を受けるときは,忘れずに持って行きましょう!
- 母子健康手帳(接種の記録を記入してもらいましょう。)
- 予防接種予診票(必要事項を記入し『予防接種のしおり』から離してお持ちください。)
※もし紛失等でお手元にない場合は,医療機関にも備え置いておりますので,そちらをお使いください。
- 健康保険証,子ども医療費受給者証等(念のため)
異なるワクチンの接種間隔について
令和2年10月1日から異なるワクチンの接種間隔が変更になりました。詳しくはリーフレットをご参照ください。(リーフレットはこちら)
なお,同じ種類のワクチンを複数回接種する場合の接種間隔については,従来どおりとなりますので,各種予防接種の項目をご参照ください。
予防接種こんなときは
函館市外で定期予防接種を希望される場合
詳しくは「市外の医療機関で定期予防接種を受ける方へ」のページをご確認ください。
予防接種を予定していたが,感染症にかかってしまった場合
感染症にかかった場合は,体調が回復してから予防接種を受けましょう。
治ってから予防接種を受けられるまでの間隔は,感染症およびその症状によっても異なりますので,かかりつけ医にご相談ください。
- 麻しん(はしか),ヘルペス等:4週間
- 風しん,水ぼうそう,おたふく風邪等:2~4週間
- 突発性発疹,手足口病,インフルエンザ,溶連菌感染症,乳児嘔吐下痢症等:2週間
市外の方が函館市での接種を希望する場合
里帰り等の事情により函館市での接種を希望している方は,居住地の市区町村に発行してもらう「予防接種依頼書」の提出により予防接種を受けることができます。
手続き等詳細については居住地の保健所(保健センター)等にお問い合わせください。
定期予防接種予診票を紛失した場合
医療機関に備え置きの予診票を使用することができます。ただし,その予防接種の対象者であることの確認が必要となりますので,必ず母子健康手帳などをお持ち下さい。
転入または転出した場合
- 転入した方:前居住地の予防接種予診票は使用できません。母子健康手帳をお持ちのうえ,母子保健課(総合保健センター1階(五稜郭町23番1号))までお越し下さい。函館市の予診票をその場でお渡しします。
- 転出した方:転出先では函館市の予防接種予診票は使用できません。転出先の保健所(保健センター)等の予防接種担当課にお問い合わせください。
予防接種の履歴を知りたい場合
母子健康手帳の紛失等で予防接種の履歴がわからない場合は,市が実施した定期予防接種に限り履歴を開示することができますが,書類の発行までお時間がかかりますので,事前に母子保健課(32-1533)までお問い合わせください。
なお,記録の保存期間である5年を経過している予防接種履歴については,保存されていない場合がありますので,御了承ください。
開示の申し出が可能な方
- 予防接種を受けた本人(未成年を除く)
- 予防接種を受けた本人の保護者または後見人等法定代理人
- 予防接種を受けた本人の保護者または後見人等法定代理人に委任を受けた方
※委任状が必要となりますので,詳しくは母子保健課(32-1533)までお問い合わせください。
開示の申し出に必要な手続き
- 「予防接種記録の開示申出書」
- 「申出者の身分を証明できるもの」
※個人番号カード,運転免許証,パスポート,健康保険証等
- 「委任状」
※委任を受けた場合のみ
長期療養を必要とする病気のため,定期予防接種が受けられなかった場合
長期にわたり療養を必要とする病気にかかった等の特別な事情により,やむを得ず定期予防接種を受けることができなかった場合,特例措置が認められますので,主治医にご相談のうえ,医師が作成した「特例措置対象者該当理由書」を提出してください。
接種率調査へのご協力のお願い
国の研究事業として,接種率調査の目的で,匿名化された個人の接種歴を利用する場合があります。調査機関への情報の提供を拒否する場合は母子保健課へお申し出ください。調査で得られた接種率は,小児期の適切な時期に高い接種率を達成するための対策の立案など,予防接種が感染症予防手段として十分な効果を上げるために活用しますので,調査にご協力をお願いいたします。
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