公開日 2022年04月19日
1913年(大正2年)6月29日に函館で路面電車が走り始めました。以来,市電は100年に亘り市民の足として函館の成長と共に歩んでまいりました。
1897年(明治30年)に東京以北で初めての馬車鉄道として出発し,市民の強い要望と当時の運営会社である函館水電の事業戦略として馬車鉄道を買収,電化を成し遂げました。
その後,度重なる運賃値上げや電力会社の合併問題などが相次ぎ,更には道路占用,空間占用料金問題も重なり,市民からは市営化し,安定的な運営を望む声が強まりました。
一方,戦時下にある国の電力統制令により電力供給事業は統制下に置かれる中,軌道事業と旅客自動車運送事業は,市営化を条件に,国の陸運統制の方針から除外され,1943年(昭和18年)11月1日に函館市役所交通部としての事業運営が始まり,2013年に70周年を迎えました。
今日まで,諸先輩方の努力により幾多の苦難,苦境を乗り越えて来ましたが,これも函館市民の皆様,全国の函館市電ファンの皆様のご理解とご期待によるものと心から感謝を申し上げます。
私たち函館市企業局職員は,函館の路面電車を将来に引き継ぐことのできる財産として守り続けていくために,より一層の努力をしてまいりますので,これからも皆様の応援をよろしくお願いいたします。
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