公開日 2022年03月10日
函館市では,函館市都市景観条例第10条の規定に基づき,景観計画区域のうち,都市景観の形成を図ることが特に必要な地域を「都市景観形成地域」として指定しております。
函館市には2つの都市景観形成地域があります。
西部地区都市景観形成地域
この地域は,函館開港時からの歴史的な建造物が数多く存在し,自然その他の環境と一体となって函館らしい歴史と文化を表現し,形づくっている景観を有する地域であります。
景観形成にあたっては,函館市全域における景観形成の方針および行為の制限よりもさらにきめ細かな景観形成の方針および行為の制限を定め,今後とも,歴史性をいかした新たな創造と歴史的景観の保全が一体となった,調和のとれた活力ある町並みとして,より魅力的な誰もが住みたくなるような潤いのあるまちづくりをめざしています。
縄文遺跡群都市景観形成地域
この地域は,史跡垣ノ島遺跡および史跡大船遺跡が所在し,本遺跡群と一体となって縄文時代の佇まいを感じさせる遺跡景観※1を有する地域であります。
景観形成にあたっては,函館市全域における景観形成の方針および行為の制限よりもさらにきめ細やかな景観形成の方針および行為の制限を定め,今後とも,遺跡を中心とした景観保全や縄文時代の歴史性を活かした豊かなまちづくり※2をめざしています。
※1 遺跡景観
復元された竪穴建物跡や縄文時代の再現による景観のみではなく,1万年以上にわたり続いた縄文時代の時の流れに思いを馳せることができるような,地域住民の暮らしや生業が自然環境と共生している緑豊かな景観のこと。
※2 縄文時代の歴史性を活かした豊かなまちづくり
縄文時代から始まる1万年以上にわたる社会性や精神性などを活かしながら,当時から続く山や海の豊かな恵みといった自然環境と,暮らしや生業等といった人の活動が調和した特色ある魅力的で持続可能なまちづくりのこと。
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