公開日 2025年08月20日
更新日 2025年08月22日
回答
受付年月日
令和7年8月7日
ご意見等要旨
7月30日の津波警報発令後,巴中学校へ避難しましたが,市職員が到着したのは夕方16時頃で,それまでは教員と生徒が避難者対応を行っていました。教育委員会職員のみが対応し,他職員は通常業務を続けていたことに疑問と危機感のなさに絶望しました。
また,駅前や朝市では観光客が避難場所を把握できず混乱し,ホテルや事業者が対応に追われていましたが,市に連絡をしても何も対応がなかったとのことでした。市職員は現地に赴かず,駅前に津波などに関する看板があるとの説明のみだったとの声も聞きました。今回のことで,市の対応には呆れるばかりか,災害対応が全く出来ていないことを実感しました。
市は災害対策より観光振興を優先し,東日本大震災や能登地震などの教訓も取り入れていないように見えます。市民の意見も反映されず,このままでは函館市は衰退していくでしょう。
- 市職員が避難所や駅前などなぜすぐに現地に駆けつけなかったのかを明確に回答願います。
- 市がどのような災害対策を行っているのか具体的に回答願います。
- 現在今回の課題を受けて実際にどのような対策や話し合い,地域や民間との連携や対策会議をしていますか?具体的に回答願います。
- 市として今回の災害に関してどのようなことが課題として捉えていますか?具体的に項目を上げて下さい。
今までのような一般的な回答や決まりきった回答ではなく,必ず具体的に細かい回答をして下さい。全市民に伝わるような形で市役所の対応の不備や今後に関してどのように動きだしているか明確に提示して下さい。曖昧な表現や回答は避けて下さい。
市の回答
1 津波警報が発表され避難指示を発令している状況下においては,市民はもとより市職員の安全確保を最優先とし行動する必要があることから,職員派遣を一時見送ることとし,避難所では,避難者の受入・誘導などの対応を現地施設に勤務している職員等にお願いしたところですが,午後からは予想される津波の高さ等からも直ちに危険な状況にはないと判断し,市職員を派遣したところでございます。
2 市では,9時40分に災害対策本部を設置し,応急対策活動を実施できる体制を構築したほか,避難所の開設や避難者数の把握,津波避難ビルの状況確認を行うとともに,津波警報が長時間継続したことから,非常食等の提供を行ったところであります。また,避難所の開設などの各種情報につきましては,ANSINメールやLINEなどのSNS,市ホームページ等で配信するとともに,随時,気象庁等からの情報収集を行い,関係機関との情報共有・連携を図りながら,災害時の初動対応を確保するよう努めたところでございます。
3,4 今回の対応につきましては,現在,課題の抽出を進めており,今後,関係機関との協議や市民の皆様からのご意見等を踏まえながら検証を行うとともに,市民の皆様に対しても,災害時の避難行動等について,より一層の周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
総務部災害対策課(21-3648)
回答年月日
令和7年8月20日