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函館空港と新幹線の2次交通について

公開日 2025年05月27日

更新日 2025年05月29日

回答

受付年月日

令和7年5月12日

ご意見等要旨

<空港アクセス鉄道について>

現在,函館空港のアクセスはほぼバスに依存しており,観光客・高齢者・大荷物を持つ利用者への利便性確保が難しいことから,空港アクセス鉄道を持つ地域と比べて,函館が不利になる懸念がある。そこで,旧戸井線跡を活用し,戸井・恵山方面への延伸や砂原支線との接続を見据えた上で,函館駅から銭亀(空港接続)まで,在来線規模での「空港アクセス線」の新設を検討してほしい。併せて市電も延伸させ,アクセス線との乗換拠点(湯川駅)整備による「鉄道×市電×バス」の三重回遊路線を構築することで,空港利用者の「時間厳守」ニーズに応え,また将来の輸送需要増に対応することができる。さらに,函館空港が新千歳空港の代替機能をもつことにも繋がり,企業や観光客の利便性が向上し,函館を拠点にした産業活性化が実現する。

空港アクセス線は,現在検討されている新幹線の函館駅乗り入れと一体に整備することで,地元交通網が発展し,新幹線整備の投資効果を最大限に引き出す要素となる。敷設にあたっては,代替道路の新設や既設道路の拡幅,一部車道は立体交差化の必要があるほか,沿線住居に対しては,住民への説明会の実施,移転対象住宅への補償・代替住宅案の提示等が必要となるが,地域の合意形成と段階的整備によって解決可能であり,実現により,戦時中に工事中断となり未成線となった戸井線が復活するという,函館にとっての大きな起爆剤にもなりうる。

<2次交通計画について>

函館空港および新幹線函館駅乗り入れ後の2次交通について,市としてどのように考えているのか。札幌でもバス運転手の不足により減便が相次ぐ中,函館市における空港や新幹線の2次交通,市民の生活路線を保つだけの余力はあるのか。現状,バスやタクシー頼みでは限界がくるのも時間の問題だと思うが,函館市ではどう2次交通の計画をしているのか。

 

市の回答

新幹線の函館駅乗り入れ検討にかかわり,函館空港や函館駅からの二次交通についてご意見をいただきありがとうございます。

新幹線の函館駅乗り入れ検討につきましては,現在,関係機関との事務レベルでの打ち合わせを重ねているところであり,函館空港や函館駅からの二次交通については,ご提案の空港アクセス鉄道などの個別の計画等はございませんが,二次交通に関するご意見として,参考とさせていただきます。

一方,乗り入れ検討の状況などにかかわらず,空港や駅からの二次交通,市民の生活路線の確保は重要と考えており,鉄道や市電,路線バスが担う幹線交通とデマンド交通などのエリア交通の役割分担による公共交通ネットワークの形成に向け,交通事業者と連携し,交通結節点の乗継利便性向上に取り組むとともに,全国的に運転手不足が課題となっていることなども踏まえ,二種免許取得に係る経費の補助など交通事業者への支援を行っているところであり,引き続き,国による対策や他都市の取り組みなどの動向なども含め,注視していきたいと考えています。

 

回答区分

参考意見

担当部課名(電話番号)

企画部交通政策課新幹線対策担当(21-3626)

回答年月日

令和7年5月27日

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お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630