公開日 2025年03月10日
更新日 2025年03月12日
回答
受付年月日
令和7年2月10日
ご意見等要旨
1年間ほど函館アリーナのトレーニングルームを利用し,効果を感じていたところ,4月からトレーニングルームの月間利用パスを値上げすると通知があった。大人3,200円を4,000円に,65歳以上1,600円を2,000円への値上げであり,大人で年間1万円近く,65歳以上で年間4,800円の値上げは厳しい。市教育委員会が指定管理者の提案を容認したとのことだが,その判断は間違っており,撤回してほしい。
そもそも利用料が高いのに25%の値上げ率は高すぎる。本州の友人のところは函館よりも遥かに安く,近隣の市町は無料であり,施設の充実度は異なるかもしれないが,函館市民はすでに高い利用料を支払っており,さらに大きな負担を与えられることになる。
だが,問題の本質は値上げ率よりも,新たな負担を市民に求めることである。トレーニングルームの利用者は,見る限り半数は高齢者であり,フレイルにならないよう頑張っている人も多いと思われる。フレイルの予防により本人の健康増進,精神的充実感,幸福感にもつながり,医療機関にかかることも減り,健康保険制度,介護保険制度の財政健全化に寄与する。本来なら市がアリーナのトレーニングルームのような施設を増やし,安く気軽に利用できるようすべきなところ,物価上昇で経費が嵩んだから値上げするのは基本的に間違っている。
値上げによりトレーニングを諦める人もいると思われ,高齢者であればフレイルになりやすくなり,健康増進に励む市民を妨害し排除していると批判されても仕方ない。また,国民健康保険や介護保険の収支の良化を阻む悪手である。教育や除雪しかり,市は市民の生活を第一に考える市政を行うべきではないのか。
アリーナは「市民にスポーツ及び文化活動の場を提供し市民の健康増進に寄与する」のが趣旨であり,市から指定管理者にその旨を指導する必要がある。市民ではなく道内や他の都府県からの利用者や商業的な利用者に負担増を求めるべきである。市民はすでに市民税,保険料などを支払い,ゴミ収集袋も負担している。
市は行政の基本に立ち返り,値上げを撤回してほしい。担当部の判断ではなく市長に判断いただきたい。
※一回の利用料は据え置きとのことだが,トレーニングは継続して効果があるため,ほとんどの利用者は月間パスか回数券を利用するので,ステルス値上げである。
市の回答
函館アリーナの個人の利用料につきましては,函館市では1区分あたり一般400円,高校生300円,小中学生200円,トレーニングルームは一般2時間400円,高校生2時間300円と定めておりますが,指定管理者がアリーナの利用の促進および利用者の利便性のために,月間パスならびに回数券を独自に設定し利用者へのサービス向上に努めているところです。また,トレーニングルームにつきましては,2時間の制限を設けず1回とし,何時間でもご利用いただけるよう工夫しております。
さらに月間パスにつきましては,1か月の間での使用制限がなく,同日中に複数の時間区分も利用できるものであり,利用者の利便性は高いものと考えております。
このように,指定管理者が,函館アリーナを多くの利用者にご利用いただけるよう工夫を凝らしながら,新型コロナウイルス感染症の蔓延や物価の高騰のなかでも値上げを行わずに運営してきましたが,長引く物価高騰や燃料費,人件費の上昇などにより,このままでは運営に支障をきたす状況になったことから,値上げを判断したものであり,市といたしましても,この状況を踏まえ承認したものであります。高齢者月間パスの値上げは月額400円となり,影響が小さくはないと考えておりますが,利用者の皆様にご負担をお願いしなければならない状況を,どうかご理解いただきたいと存じます。
新たな負担を利用者に求めることが本質的な問題とのご意見ですが,公共施設の利用料金などの算定は,受益者負担の考えに基づき,必要な経費は利用する皆様にもご負担いただくべきものと考えておりますので,ご理解いただきますようお願いいたします。
また,その算定は施設の運営にかかる経費により金額が変わるものであり,他の自治体と単純に比較できないものであることを申し添えさせていただきます。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
教育委員会生涯学習部スポーツ振興課(21-3475)
回答年月日
令和7年3月10日