公開日 2024年11月13日
更新日 2024年11月15日
回答
受付年月日
令和6年10月25日
ご意見等要旨
本日,10月25日11時20分頃に戸井ウォーターパーク キャンプ場側のセンターハウス(受付,管理棟)に伺いました。そこで女性職員の方にGoogleレビューにも書かれており,私の知人が実際に電話で確認した,「コテージの利用が現在1名からは利用できず,2名以上からなっている」ということを伺いました。回答としては,「インバウンドによる利用客が増え,それにより,マナーが悪い個人利用客が増えたためそうした運営をしているときもあった」ということでした。
また,知人が電話で確認した際は,「現在の利用金額では安いくらいであり,利用人数を含めて市とも協議している。市の担当である土木部公園河川管理課は知っている」という回答もあったようです。
指定管理の運営の中で難しい面は出てくるかもしれないですが,インターネットや受付にはそうしたことについてのお願いや説明の掲示はしていませんでした。これについて尋ねたところ,「私には分かりかねます」という回答でしたが,知人が電話で確認した際には,「閑散期には1名での利用を認めていたため,公平性を兼ねて掲示はしていない」という回答だったとのことです。
一方で指定管理者は違っていても同じ函館市のオートキャンプ場である白石公園では,「1名からでの利用も可能です。利用規約を守っていただければ問題ありません」という回答を知人が受けています。
また,9月4日にキャンプ場センターハウスに伺った際にも今回と同様の男性職員の方から直接言われたことですが,「センターハウスに入れるのは本来キャンプ場の利用者のみです。本来はここに入るのにも我々の許可がいる。パンフレットやフリーペーパーなども厳密には許可がないと持っていってはいけないです。我々の許可がない者は認められません。しかし,我々の運営の中でいちいちそうしたことは確認はしていないが,他の施設(おそらくは函館市の公共施設)だって本来は全てそうです。見学ということであれば別ですが,管理をしている我々の許可がなく,センターハウスを含めてこの敷地内は勝手に立ち入って良い場所ではないです」と本日も改めて回答がありました。「こうした前提があるから迷惑行為をする人に出てくださいと言えるわけです。その都度その都度判断しているんです」「スーパーの駐車場だって利用者以外は立ち入り禁止なんです」「庭に帽子が飛んできて入ってきた,いちいちそこの家の人に了解を求めて入るかもしれないし,黙って入って帽子を持って行く人もいます」という極端な例の回答も男性職員は語気を強めながら話していました。女性職員からは,「いったい何を強く指摘したいのかがわかりません」と私の質問に苦言を呈されました。しかし,インバウンドでの迷惑行為があるとしながらも有料側との境界線にある看板には,「見学をご希望のお客様はフロントまでお越しください♪これより一般の方はご入場はご遠慮ください。」という日本語の掲示はあっても外国語掲示はなく,センターハウス内もトイレの中に「きれいに使ってありがとうございます」の下に英文がかかれている程度でした。
また,9月4日の翌日である9月5日に電話でセンターハウスに入り,パンフレットをいただくのは利用者以外は不可なのかという質問には,「問題ありません。ロードバイクなど自転車で来られる方も立ち寄ったりいたします。先日の回答には何か行き違いがあったのではないでしょうか」と今回とは別の女性職員から回答がありましたが,今回の回答では行き違いではなく,戸井ウォーターパークキャンプ場の総意であると認識いたしました。
また,9月4日には,指定管理者である函館市住宅都市施設公社では,四季の杜,函館市 市民の森ではワークショップを開催しているがこちらでは開催しないのかという質問に関しては,「人が足りないからできません。担当している人が急に辞めたら誰が責任を取るんですか」
毛綱毅曠先生が設計したサークルコテージの見学などを含めたワークショップもできそうではないかについては,「サークルコテージだって老朽化してひどいです。修繕,修理は上に言ってますがいつやるかわかりません(上とは土木部公園河川管理課なのか,函館市の別部署なのかは不明)。解体することだって考えられるんです」という回答も今回と同じ男性職員からありました。
指定管理者なのでそれぞれの形はあると思いますが,これらについて考えると何か解決しようとする方向がズレているように見えます。受付の姿勢も私がこうした質問があったせいかもしれないですが,高圧的な面が見えます。
地域,町会の方々とも話しても吉田事業所さんが前指定管理者だった頃に比べて温泉保養所,キャンプ場の今は悲しくなると聞きます。
戸井ウォーターパークは利用者懇談会を開催しているのかはわかりませんが,開催していないのならば一度開催してみてはどうかと思います。
来年度は指定管理者側が切り替わる可能性がある時期ですが,働いている職員が引き続いてなのであれば尚懇談会の開催はお願いしたいです。指定管理者である函館市住宅都市施設公社は土木部,都市建設部OBがいて回答しづらいかもしれませんが,担当である函館市土木部公園河川管理課には,
(1)このような事案(サークルコテージの運用,センターハウスにも許可制等)を把握しているか,土木部公園河川管理課としても認めた上で指定管理者にお願いをしているのか。
(2)他の函館市の公共施設の受付も許可を得る及び実際の利用がなければ立ち入り禁止,受付や周辺にあるパンフレットやフリーペーパーは許可を得てからでなくては持って行ってはいけないのか。
(3)直近の戸井ウォーターパークについてのGoogleレビューは把握しているか。
(4)戸井ウォーターパークの利用者懇談会の開催は行われているか,または今後開催の予定はあるか。
の回答をお願いいたします。
市の回答
ご質問の件につきましては,以下のとおり回答します。
(1),(2)サークルコテージにつきましては,2人用・3人用・5人用のタイプ別の客室があり,大人・小人の別で1人1泊あたりの利用料金を設定しておりますが,週末などの繁忙期には予約が集中し,キャンセル待ちとなることがあり,こうした繁忙期における宿泊受付の際には,できるだけ多くの方にご利用いただけるよう,2人以上の方を優先して受付する運用をしていたものであり,今回,市民の声をいただき指定管理者に確認して,同運用を把握したところであります。このことにつきましては,宿泊受付時の説明やホームページへの記載がなく,対応に至らない点があったと認識しており,今後におきましては,指定管理者と協議を行ったうえで,適切な対応がなされるよう努めてまいりたいと考えております。
また,センターハウスにつきましては,自由に立ち入ることができ,パンフレットやフリーペーパーは自由にお持ち帰りいただくことができるものであり,戸井ウォーターパーク以外の他の施設においても基本的に同様の取扱いであると認識しておりますが,このたびは,誤った説明によりご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
(3)直近のGoogleレビューにつきましては,指定管理者では把握していたと聞いておりますが,市といたしましては,今回の市民の声を受けて確認いたしました。
(4)利用者懇談会につきましては,これまで開催しておらず,今後におきましても具体的な開催予定はありませんが,利用者アンケートなどにより,様々な意見や要望等の利用者の声をいただき,施設運営の参考にしてまいりたいと考えております。
今回の貴重なご意見を受けまして,指定管理者に対し,説明や接客の一部不適切な対応について,改めるとともに,丁寧な対応を心掛けるように注意指導を行ったところであり,今後におきましても,指定管理者と適宜協議を行いながら,施設利用者にご満足いただけるよう適切な施設運営に努めてまいります。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
土木部公園河川管理課(21-3432)
回答年月日
令和6年11月13日