公開日 2024年10月03日
更新日 2024年10月07日
回答
受付年月日
令和6年9月24日
ご意見等要旨
緑園通は,未成線である戸井線の跡地を自転車・歩行者道として整備された歴史的な場所であるが,現地には戸井線跡地であることを示す案内板が見当たらない状況である。これにより,当地を利用する住民や訪問者が,戸井線に関する歴史や背景を知る機会を得られていない。戸井線跡は地域にとって重要な歴史的遺産で,特に,緑園通は市街中心部からもアクセスしやすい。
そこで,当地の各施設(トラス橋など)に案内板を設置することを要望する。案内板の設置は地域住民や観光客に対し当地の歴史を伝える有効な手段となり,地域の魅力をさらに高めることに繋がると確信している。
市の回答
緑園通は,深堀町から湯川町3丁目までの約1.8km区間において,戸井線跡地を活用した歩行者専用道として昭和50年代に整備しましたが,この戸井線は昭和初期に軍事物資の輸送を目的として着工され,その後中止となった鉄道路線で,現在でも「旧戸井線」と呼ばれ,函館の歴史を知るうえで重要な施設となっております。
この度,ご意見を頂きました案内板設置については,旧戸井線の歴史を伝える有効な手段であるため,本市では,以前からコンクリートアーチ橋「開進橋」の架け替えに合わせて設置する予定としており,設置場所については,緑園通の整備時に建設されたトラス橋などの施設周辺ではなく,戸井線の整備当時から長年市道として人と車の通行を支えた開進橋のあった場所の周辺を予定しております。
回答区分
対応予定
担当部課名(電話番号)
土木部道路建設課(21-3419)
回答年月日
令和6年10月3日